本日は、私のライフワーク、
多摩市「志創業塾」40期・卒塾生の創業計画発表会でした。

講義の冒頭では、
いくつかの個別税目についてお話をしました。
• 所得税
• 法人税
• そして、消費税

創業期にこそ、
最初に正しく理解しておいてほしいテーマです。

特に消費税は、解散総選挙でテーマになる部分ですので、

しっかりと理解して欲しいです。

 

今日、抑えて欲しかったのは、

 

消費税率が何%になろうが、事業者としては負担は一切変わりません。
 

事業者は「預かって納める立場」である、
という基本を押さえておくことが大切です。



◇金融機関との付き合い方は、時代とともに大きく変わりました

後半では、令和の時代の、
信用金庫などの金融機関との付き合い方について、
少し詳しくお話をしました。

今の中小企業金融は、
かつてのように
• 担保
• 保証人

に強く依存する時代ではありません。

現在、金融機関に求められているのは、
「事業性評価」です。


つまり、

その事業は、本当に成り立つのか
継続性はあるのか
将来性はあるのか

を、
事業そのものを真正面から見て融資判断する、
という姿勢です。



◇創業計画書は「しまっておくもの」ではありません

今日、皆さんが発表された
「創業計画書」

 

最初の創業計画書としては、

とても立派なものでした。

しかし、これは、
創業塾で発表して終わりの書類ではありません。

ぜひ、
• 地元の金融機関

• 日本政策金融公庫

• 信用保証協会

 

そのご担当者の方と、

積極的に共有し、
十二分に説明を行ってください。

そして、意見を伺って、

さらなるブラッシュアップを図ってください。

創業計画書は、
金融機関との対話を始めるための
大切なツールです。



◇金融機関との付き合い方の要諦は「情報開示」

そして、現在の金融機関との付き合い方で、
最も重要なのは、
適時・適切な「情報開示」だと、私は考えています。


• 良い情報も
• 悪い情報も
• 自慢したいことも
• 困っていることも

遠慮なく、
金融機関の方と共有してください。

ここで重要なのが、
「情報の非対称性」の解消という考え方です。

「情報の非対称性」とは、
会社と金融機関の間に生じる
情報格差のことを指します。

「情報開示」が適時適切に行われないと、
金融機関の側で、
会社の姿が「違ったイメージ」として
伝わってしまうことがあります。

ですから、

開示すべき情報のうち、

最たるものは、「信頼性の高い決算書」であると言えます。



◇隠す必要はありません

隠す必要は、一切ありません。
恥ずかしく思う必要もありません。

むしろ、


• 情報を隠す
• 利益を出そうとして粉飾をする

こうした行為こそ、
昭和の経営者と金融機関の悪しき慣習です。

今の時代、
真正直であること、
対話を続けることが、
何よりも信頼につながり、

事業経営を成功に導くものとなります。

 

正直者が報われる、

いい時代になりましたよねニコニコ



◇40期の皆さまへ

40期の皆さまの事業が、
これから着実に育ち、
多摩市に根を張り、
長く続いていくことを、
心から願っています。

今日の創業計画が、
地域金融機関との良い関係づくりの
第一歩になることを期待しています。