北尾吉孝さんの「何のために働くのか」を読んだ。
この方、言わずと知れた、「ホワイトナイト」です。

この方の考え方はとても好きなのですが、最も印象に残ったのは、

「憤」の一字を胸中に抱いているか

という一文。


今日の朝、いつものようにジョギングをしていると、私の横を颯爽と追い抜いてゆく、若者がいた。
凄いなぁ・・・早いなぁ・・・マラソンでもやっている人かな?と思っていると、私を追い抜くとすぐにペースを落とし、私とほとんど同じスピードで、10メートルほど前を走っている。

私がペースを上げて、追いつきそうになると、彼もペースを上げて、さらに前に言ってしまう。つまり、私を追い抜くことが目的で、前につけたのだ。

ちょっとムッとしたが、気を取り直して、彼の後をついて行くことにした。

そして、私がいつも折り返す、関戸橋に近づいたとき、彼も折り返して、私の横を通り過ぎていった。私は、彼が関戸橋の先にいくものだと思っていたので、すこし驚き、通り過ぎるとき、彼の顔を見ると、メラメラと闘争心が湧いてきた。


私は折り返すと、ペースを上げ、彼を追い上げにかかった。
中々追いつかないが、徐々に近づき、とらえようとしたとき、彼が私の足音に気づいたのか、急にペースを上げた。

しかし、私のペースまではスピードにのることができず、ついに、彼を追い抜くことができた。
その後、500メートル先のゴールまで、結局彼に抜き返されること無く、ゴール!!


なんと気持ちいい。
私も、あんなに早い足を持った若者を抜くことができた!
何とも言えない達成感・・・・。

そう。正に「憤」の字を胸に抱いていたこその勝ち。
「憤」が無いことには、頑張りようが無い。この達成感は無い。

ビジネスリーダーとして、仕事をする上で、他社への寛容な心は、大切なもの。
それと同時に、負けん気の「憤」の心も大切な者。

光があって、陰があるように。
相反する心理が渾然一体となることが、生命力の源なのでしょう。