京セラの稲盛和夫さんの本「生き方」を読んでいます。

http://www.sunmark.co.jp/frame_isbn/4-7631-9543-3.html

特筆すべきは、第5章です。

この第5章は、読む人によって様々な反応があることでしょう。


私は、現実に仕事をして、いろいろな方の人生にふれ、
なるほど、この通りだなぁ・・・・と思います。

宇宙は、今から137億年前の「ビッグバン」以来、今に至るまで、成長を続け、進化を続け、英知を持つ私たち人類に至ったと言われています。
その成長の過程は、綿々とした河のような大きな「流れ」であり、その流れに上手く乗ることができれば、
人生の成功があり、
ビジネスの成功があり、
富や名声をつかむことができるのでしょう。

まずはその「流れ」に乗るための方法論を身につけること。
それは何か?

稲盛さんの本にもありますが、
物事の道理をはずさない行動をとること。

「筋が違う」ということをやらない。
善と思われることを行うこと。
不平不満を言わず、感謝をすること。

そのことがまず、流れに乗るための、最低条件でしょう。
最低条件を満たすことによって、流れに乗った証拠である、
いわゆる「ツキ」がやってくる。

だから、脱税や粉飾を行うような企業は、最後にツキを失うのでしょう。


そして、その流れに乗った上で、時々やってくる「小波」に乗ること。
それに成功した人や企業が、
例えば、松下や、ソニーや、ホンダや、その時々に大きくなる会社なのでしょうね。

また、その「小波」よりさらに小さな「小々波」に乗れば、
中小企業の経営を成功させたり、少しお金持ちになったりすることは、
できるのでしょうね(^_^;)



そう考えていくと・・・
人生の成功は、果たして「小波」に乗ることだけだろうかと思ってしまいますね。

時には、「大波」を起こす人が出てきます。

こういう人は、生前には、多くを語らず、黙々と、淡々と、自らのささやかな使命を果たし、結果、多くの人を助けたにももかかわらず、その人たちに特に感謝もされることもなく、賞賛をうけることもなく、静かに・・ひっそりと、その一生を終えます。

そして、その数年後か、数十年後かに、世の人が
「あの人は素晴らしい人だったね」
「あの人は神様じゃなかったのか?」
などと言われるようになり、しまいには、神社に神様としてまつられるようになる。

そして、多くの人に影響を与え、数十年、数百年のスパンで、
大きな波を起こす人生。


こんな人生もありますよね。