「男子三日会わざれば刮目して見よ」

成長すべく努力している人は、三日も会わないでいると、驚くほど成長していることもあるので、よく目をこすって見ることが大切である・・・という意味。

人と会う場合、前回の印象が固定観念となることなく、色眼鏡で見ることが無く、初めて会うかのごとく、接しなさい。という謙虚な姿勢も説いている言葉。

この言葉、「論語」だとおもっていたら、「三国志」の言葉でした。
呉の呂蒙という武将のことを言ったもので、呂蒙とは「三国志」で人気のある関羽を討った人です。


最近のことなのですが、人事のことで悩みがあり、相談を持ちかけてきた社長がいました。どうも、最近辞める人が多く、人のことでもめることが多い・・・ということで、私は顧問税理士として、普段の彼の人に接する姿勢について、多少問題があると考えていたので、率直にアドバイスさせていただきました。


そして数日後、この社長さんに、提携先としてある会社を紹介し、一緒に見に行くことがありました。
私もこの会社に伺うのは初めてで、経営者の話などを聞き、資料を見せていただきました。
帰り道、総合的に考えて、提携先としては、会社の力も、経営者の人格的な力も、少し物足りないのではないか?という話をしました。

すると、この社長さん、「いや、あの経営者は、確かに物足りないところもあるけど、このような役立ち方をしていただければ、十分に力を発揮してくれるね!大丈夫だよ。」とおっしゃる。


本人は気づいているかどうか・・・・
経営者としての「器」が大きくなっているのです。
素晴らしい成長。


やはり、経営の道を志し、日々悪戦苦闘の中、
どうしたら、どうしたら・・・・と考えている経営者は、
3日もすれば、大きく成長することができる。
そう実感しました。

そして、「男子三日会わざれば刮目して見よ」の意味を気づかされました。