昨日、大きな事件があった。

ニュースを見ていて、師匠の言葉を思い出した。

「成功に近道なし」


ここのところ、書店に並ぶ、やたらと目に入るタイトル。
「1分間の○○で、成功する」
「10分で本が読める」
「2週間で、1億円を10億円にするビジネスモデル」

いかにも、簡単に、短時間で、楽して成功は手に入り、
「貴方はそのやり方、ビジネスモデルを知らないだけ。
まだそんな手間のかかること、やってんの?」

というメッセージが、それらの本から、鮮やかに伝わってくる。

そのメッセージが耳に入るたびに、
実業の現場で悪戦苦闘をしている若い経営者は、
自分のやり方に疑問を持ち、自信を無くしていくこともあった。
師匠の言葉は、そんな経営者に対して、
とても暖かく、勇気づけるものでした。



しかし、とらえ方によれば、そのような風潮の世の中は、
チャンスでもあった。
簡単に、短時間で、楽して成功が手に入る・・・
と考えている人が多ければ多いほど、真剣に実業に取り組んでいる経営者に力が蓄えられてゆく。
そして来るべき時がくれば・・・

さて、昨日の事件の意味をどのようにとらえるべきか。