野菜から知る 地理 【ごぼう編】
今回は、ごぼうです。
漢字 「牛蒡」
「牛蒡」と漢字で書きます。覚えておきましょう。
ちなみに「牛」という漢字が使われている理由は、中国では「牛」とは(大きい)という意味だからだという説があります(諸説あります)。
では ランキング 行ってみましょう。
第1位 青森県 38%
第2位 茨城県 10%
第3位 北海道 9%
第4位 宮崎県 8%
第5位 群馬県 6%
(シェア%は年によって変動しますので目安です)
ごぼうの生育適温は20℃から25℃と秋・冬野菜で取り上げている割には高めです。
しかし、根の部分の耐寒性がとても高くマイナス20℃でも耐えられやすいそうです。
過湿には弱いので排水が良い土壌が好まれます。
関東ローム層の茨城県が2位なのもうなづけます。
青森県は、冷涼な気候を利用して生産が盛んです。
ごぼうは、野菜の中では自給率が低く、70%ぐらいです。
輸入のほとんどは中国です。
ごぼうは、原産地はユーラシア大陸北部だといわれています。
実は日常的に野菜として食べている国は日本だけ。
日本に持ち込まれたのも、薬草としてだそうです。
我が家では、ごぼうは、きんぴらや牛肉とごぼうの煮つけ、そして、サラダで出てきます。
どれもご飯のお供でおいしいです。
近年の愛知県の高校入試【社会】は、グラフ、資料との併用。
地理・歴史・公民の混合問題が多く出題されますので、1つの項目から複数の項目を理解できるようにしましょう。
セミナー香流 勝川
愛知県春日井市八光町4-7