関東十県会夏期研究会 | かながわパブリック法律事務所のブログ

関東十県会夏期研究会

先日,関東十県会(東京高裁管内の13の弁護士会のうち,東京三会を除く10の弁護士会)の夏期研究会がありました。


今年の担当は長野県弁護士会,場所は軽井沢でした。私は長野で司法修習をしており,同期の弁護士も発表をするとのことでしたので,参加をしてきました。


今年のテーマは「自然をめぐる紛争と法律実務」です。


第一部はテーマに関する報告でした。水,山,農地,自然災害など,普段あまり考えないけれども重要な分野について,トーク形式や映像形式で多彩な発表があり,興味深く聴いていました。


休憩時間にチーズケーキとコーヒーが出ました。美味しかったです。


第二部は「環境権」に関する岡口基一判事の講演でした。環境権訴訟の構成の仕方など,軽快な語り口でとても分かりやすく,勉強になりました。


お楽しみ企画として,今回のテーマに関するクイズ大会が行われました。特別賞が岡口判事の直筆サイン入り「要件事実マニュアル全5巻セット」だったのですが,400名以上の参加者の中から,見事,かながわパブリック出身の小林有斗先生がこれを当てました。びっくりしました。


私は抽選には外れてしまったのですが,安藤賞として,長野県弁護士会の安藤雅樹先生が執筆された温泉の本をいただきました。安藤先生の直筆サイン入りです。ありがとうございました。


今回の研究会では,雪や農地など,横浜ではあまりなじみのない分野が扱われていたのですが,地方に行くと,このような相談が普通に来るそうです(小林先生談)。そういった意味でも,参加して良かったです。ありがとうございました。