お菓子探偵ハンナシリーズの『チョコレートクリーム・パイが知っている』より究極のストロベリー・バントケーキを作ってみました。結構このバントケーキレシピがシリーズ化してると感じるぐらいよく出てきます。

 

  ヒロインハンナのビジネスパートナーであるリサのおばナンシーのレシピです。結婚したのに、驚くべき事実が判明し、あれこれ奔走して後に孤独を感じ、それを癒すためにこのケーキを焼きます。確かに、気分がすぐれない時にお菓子作りをすると落ち着く気がします。しかし、そういう時にはややこしいレシピや初レシピには挑戦せずに作り慣れた物や、あっという間に出来る物にしておいた方が無難ですけどね。

 

  今回はレシピの1/2にしました。バニラプティングはプリンの素に、ストロベリーリキュールは苺ジャムと水で、ホワイトチョコは約1/4に減らしました。サワークリームの端数を切り上げています。

 

  特殊材料のストロベリー・ケーキミックスです。昔ならこの時点で挫折ですが、今はネットオークションやフリマアプリという強い味方があるので手に入りやすくなりました。

 

  イチゴジャム大さじ1/2と少し、水大さじ4、卵2個、植物油大さじ4を混ぜ、サワークリーム100グラム(本当は113グラム)を入れて更に混ぜます。このレシピは混ぜるのが重要です。

 

ストロベリー・ケーキミックス1/2箱とプリンの素60グラムを入れて混ぜます。チープなイチゴの香り~。


 ホワイトチョコ90グラム(本当は170グラム)を入れてよく混ぜます。チップで無くて刻んだ奴なので、一寸不揃いですね。

 

  穴の開いた型に流し込みます。何回かの経験で、どうも小さな型4つ分を取るといい高さに焼けるっぽい事が分かりました。175度で焼くらしいのですが、今回は180度で50分ぐらい焼いてみます。

 

  カップだけ途中から取り出します。やっぱり膨らむ~。

  今回は割合固めに焼けました。ふにゃふにゃだと美味しいですが扱いに困るのでこれぐらいでも良いかも。

 

  仕上げは本当はホワイトチョコと市販の冷凍ホイップクリームを混ぜた物をかけるらしいのですが、ホワイトチョコはもう手元に無いので、手持ちのお菓子の本のチョコアイシングをかけてみました。ココアとバターと牛乳と粉砂糖を加熱しながら練るのです。結構艶々~。

 

  苺とチョコは相性が良いのでこれもいいと思ってやってみたのですが、正解でした。ややチープなイチゴ味と、少しほろ苦いアイシングが中々良いです。今回は少し固めなので、扱いは楽ですね。