お菓子探偵ハンナシリーズの『チョコレートクリーム・パイが知っている』よりピンクグレープフルーツケーキを作ってみました。

 

  ヒロインハンナが友人と食事に出かけてそこのディナーで試食用にと出されたのがこのケーキです。知り合いのロイスブラウンのレシピでヒロインの妹ミシェルが焼いたものですが、微妙にハンナと関係ないじゃんと思っていますw。でも、個人的にはこのロイスのレシピの方が口に合うんですよね。

 

  今回ピンクグレープフルーツの皮や果汁を使うのですが、その代用としてこれを使うことにしました。箱の通り、お酢と果汁のペーストですが、多分加熱するとお酢成分は飛ぶと思うのですね。後は中力粉を薄力粉で代用しています。

 

 レシピの半分の量で作りました。卵三個を一個半で無く二個として植物油と牛乳の量を減らしています。あとバターとクリームチーズの半端分をカットしました。そして、粉の方にベーキングパウダーは入れて、塩もバターを練り混ぜる時に入れてます。

 

  バター50グラム(本来は56グラム)、クリームチーズ100グラム(本来は112グラム)、グラニュー糖120グラム、塩小さじ1/2をふんわかするまでよく混ぜます。何か分離してそうな感じ~。

  小さめ卵2個を入れて良く混ぜます。この辺はチーズケーキと同じですね。

  植物油と牛乳各大さじ2(本当は大さじ4)を入れて良く混ぜます。やっぱり何か分離してる~。

  ピンクグレープフルーツの皮代わりのビネ果を大さじ半分ぐらい入れてよく混ぜます。これで香りが付くかな~。

 

  バニラエクストラスト代わりのバニラリキュール小さじ1/2を入れて混ぜます。ほんのり香りが付きますね~。

   小麦粉120グラムとベーキングパウダーを3回ぐらいに分けてふるい入れては混ぜるのを繰り返します。勢いよく混ぜると粉が飛び散るので気を付けましょう。

  生地の出来上がりです。まあ、こんなもんですね。クリームチーズ入りのパウンドケーキ的な感じです。

 

  バント型に流し入れます。バント型とは穴の開いたケーキ型です。一般的には装飾的な模様が形どられるのですけど、家にあるのはシンプルなエンゼル型なのです。

 

  160度で45分焼いた後です。いい感じの焼け色~。

 

   上にビネ果と粉砂糖で作ったピンクグレープフレーツグレーズをかけます。本当はピンクグレープフレーツの果汁と粉砂糖なんですけどね。ちょっと酢の癖のある匂いがしますが、時間がたてば薄まるでしょう。

 

  割合しっかり目の食感のケーキです。思ったよりピンクグレープフレーツ要素は無くなったかも知れません。グレーズがいい味を出しています。酢の匂いが思ったよりすぐに薄まらなかったかも。素直にピンクグレープフレーツ果汁を使った方が良さそうです。