一年ぶりのカリン加工です。まずは渋抜きに塩水に漬け込みます。今回はダンナが切り分けてくれたので大分楽でした。

 

  ジャムを作ります。皮をむいて種と固い部分や変色や傷んでいる部分を取り除き、スライスしてひたひたぐらいの水に入れて火にかけ、沸騰したら30分保温調理します。切ったらすぐ水に入れるのが綺麗な色を保つコツ~。柔らかくなっていたら汁と実に分けて実をフードプロセッサーでペースト状に潰し、計量して重さの5~7割ぐらいのグラニュー糖を入れて混ぜ、弱火にかけて、ぶつぶつしてきたら水に垂らしてみて固まって落ちるまで混ぜながら煮ます。

 

  ジャムが出来たら煮沸消毒した瓶に入れ、脱気と消毒です。分けた煮汁は三温糖を入れて溶かし、ゆっくり煮詰めてシロップにします。

 

  保温調理中に作ったカリン酒と種シロップです。種シロップは種を適当な分量の水に漬けておくととろみが出るので、種を漉してグラニュー糖を入れて混ぜ、弱火で溶かして作ります。のどに良いのですね。カリン酒は皮をむいて適当に切ったカリンと氷砂糖、種、ホワイトリカーを消毒した瓶に詰めて出来上がりです。なぜか、撮影中に黒猫あんみつさんが乱入~w。足の短さが良く分かる写真ですw。

 

  いい感じの色にジャムが仕上がりました。今年は少し渋が多めかも。採ってすぐの方がやっぱり渋は少ないのですね。

 

  煮汁シロップもいい感じに仕上がりました。独特の上品な甘酸っぱさが良いのです。