唐汁を作ってみました

みをつくし料理帖特別巻花だよりの「秋燕」より、唐汁を作ってみました。

 

 

 

  みをつくし料理帖の登場人物のその後を書いた短編集なのですが、その中の一編であるこれは、ヒロイン澪の友人、野江の話です。

  数奇な運命から、生家の再建を果たし、店を続けるために、番頭と結婚する必要があるのを果たしてどうするかと悩み続け、そして、この料理がきっかけで結論を出すのです。

 

  おからを入れる汁物料理なのですが、おからを入れる事さえ守れば、味付けや具は好きなものを使ってOKという結構フリーダムな料理です。江戸時代に人気だったみたいですね。

 

 

  かなり優しい味です。塩のみなので、さすがに現代人にはちょっときついかな～。なので、だしの素とめんつゆの素を少し足してちょうど良いぐらいでした。