クッキング・ママの最後の晩餐より、ジュリアンのファッジを作ってみました。
クッキング・ママの最後の晩餐 (集英社文庫)
1,079円
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今回は、このお菓子はさほど本編に関わっていません。会話で、ヒロインの行く教会の牧師であるファーザー・ピートが喜んで食べるという事項であげられるぐらいです。大分前のシリーズの一冊の方が、急遽ディナーのデザートの代用になる登場をしてるので、そちらでレシピを出したら良かったんじゃないかなと思います。
ファッジというのはキャンディ菓子の一種で、キャラメルよりは軟らかくてさらっと溶ける独特の食感が魅力です。今回のレシピは、エバミルクやマシュマロを使って、少し糖分は控えめな作りになってる感じです。
今回はレシピの1/3で作りました。本来は日干しチェリーとペカンなのですが、予算の都合と入手の難しさでレーズンとくるみに変更、塩は有塩バターを使うので省略、マシュマロクリームの代わりにマシュマロを使う事にしました。エバミルクは牛乳にスキムミルクでも溶かすかと考えていましたが、偶然安く手に入ったので無事使う事が出来ました。
グラニュー糖120グラム、バター56グラム、エバミルク53ミリリットルを溶かして沸騰させて煮詰めます。最初はさらりとしてますが、すぐとろっとした感じになります。
温度計で112度になったら火から下ろすのですが、そんな温度計なんぞ持ってないのが普通です。目安としては、とろみがついて、しゃもじを動かすと少しの間、フライパンの底が見え、箸に付けて水に漬けると散らずにそのままでとどまり、指でこの写真のようにまとめて丸められるぐらいになったらぐらいですね。ジャムやクリスピートリーツで、この辺の感覚はさんざん学んでおりますが、それが役に立つ日が来ようとは(-_-;)。
煮詰まったら、刻んだチョコレート110グラム、マシュマロ70グラムを入れて溶けるまで混ぜます。火から下ろしておかないと余熱があるので要注意です。
溶けたら、くるみ30グラム、レーズン40グラムとバニラエッセンス小さじ1/3を入れて良く混ぜます。手早く混ぜましょう。
適当な型に入れて固めます。今回は流し箱を使いました。
適当な大きさに切って出来上がりです。もう少し置いてから切った方が良かったかな。
甘いです。ほろっとしてさっと溶ける食感がたまらない~。冷蔵庫で冷やしておいて食べる時に出して室温に少しなじんでから食べると一番美味しいかもです。チョコをビター系にすると甘さがもうちょい控えめに出来るかも知れません。