栗の加工第二段、栗の渋皮煮を作りました。栗の皮むきで、渋皮を剥かなくて済む分楽にはなりますが、加工はそれなりに手間がかかるのです(;´Д`)ノ。

 

  下煮をします。水は藁を焼いて作った灰を入れて良く混ぜ、半日おいた物を漉して使用しています。補助で重曹を少しだけ加えるのです。

 

  30分も煮ると、水の色はこんなになるのですね~。渋皮結構白っぽいのにな~。水を差しつつゆで汁を取り替えて洗い、茶色い筋などを指でこすって取ります。

  もう一度茹でて渋と灰っぽい感じを抜いてから本格的に煮ます。こっくりとしながらすっきりとした味を目指すので、三温糖とグラニュー糖と黒蜜のミックスで煮ます。甘露煮を作る時にあまったシロップを水気代わりに使います。これから栗から水が出ますからね。

 

  栗の渋皮が下煮の段階で弾けてしまった物に黒蜜を絡めて炒り煮します。素朴で美味しい~。

 

  出来上がったら、熱湯消毒した瓶に詰めて蓋をして少しゆるめ、熱湯で煮て脱気処理、蓋をしっかりして再び消毒処理のために煮ます。

 

  甘露煮と合わせると一年楽勝で食べられそうです~。