みをつくし料理帖シリーズの「天の梯」より、鮪の塩煎餅衣揚げを作ってみました。
張り出し大関ー親父泣かせに出てきます。今回は作中に出てきただけなので、正式な名前ではありません。
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)/高田 郁

¥670
Amazon.co.jp
下級武士に一ヶ月仕出しの弁当を頼まれたヒロイン澪、何とかもう一品欲しいと考えついたのがこのお料理です。 冷めても衣がさくさくする揚げ物、描写が美味しそうでこれは作ってみなければとレシピも無いと言うのに決意してましたw。
今だと鮪はお高いですが、昔の江戸だと油っこい物は野暮下品とされてあまり人気が無かったのですね。安価な食べ物とされてます。現在は高級食材であるトロは寿司の具にするには味が染み込みにくいので使わず(江戸時代の寿司はヅケ中心なのです)、せいぜいねぎと炊くぐらいで大半は肥料にされたりしてた時代が長く続いたらしいです。はるか後の時代に流通が良くなってからトロは人気が出ているのです。
塩煎餅は薄焼き煎餅のサラダ味を使用し、手間を省くためにバーミックスでガーッと砕きました。澪の試作バージョンでなく改良点バージョン(魚に白身をまぶしてから衣を付ける、下味に醤油を足す)で作ってみました。わさびを酒でゆるめた物で下味を付けるのはそのままやっています。
とても綺麗なきつね色に揚がりました。確かに衣がしっかりして時間がたってもふんにゃりすることなく、サクッとしています。味はわさびがほんのり効いた竜田揚げと言った感じですね。間違い無くお弁当に向いたおかずになっているとおもいます。

張り出し大関ー親父泣かせに出てきます。今回は作中に出てきただけなので、正式な名前ではありません。
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)/高田 郁

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下級武士に一ヶ月仕出しの弁当を頼まれたヒロイン澪、何とかもう一品欲しいと考えついたのがこのお料理です。 冷めても衣がさくさくする揚げ物、描写が美味しそうでこれは作ってみなければとレシピも無いと言うのに決意してましたw。
今だと鮪はお高いですが、昔の江戸だと油っこい物は野暮下品とされてあまり人気が無かったのですね。安価な食べ物とされてます。現在は高級食材であるトロは寿司の具にするには味が染み込みにくいので使わず(江戸時代の寿司はヅケ中心なのです)、せいぜいねぎと炊くぐらいで大半は肥料にされたりしてた時代が長く続いたらしいです。はるか後の時代に流通が良くなってからトロは人気が出ているのです。
塩煎餅は薄焼き煎餅のサラダ味を使用し、手間を省くためにバーミックスでガーッと砕きました。澪の試作バージョンでなく改良点バージョン(魚に白身をまぶしてから衣を付ける、下味に醤油を足す)で作ってみました。わさびを酒でゆるめた物で下味を付けるのはそのままやっています。
とても綺麗なきつね色に揚がりました。確かに衣がしっかりして時間がたってもふんにゃりすることなく、サクッとしています。味はわさびがほんのり効いた竜田揚げと言った感じですね。間違い無くお弁当に向いたおかずになっているとおもいます。

