前回は

 

現代医学と東洋医学では

病気の捉え方が違っているので

治療のアプローチの仕方が違うよ

 

ということを書きました。

 

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大きく考える、小さく考える【現代医学と東洋医学の違い①】

 

今回はその続きです。

 

現代医学では

何か不調があったとしても

原因が突き止められなければ

治療が難しい場合が多いです。

 

一方、東洋医学では

未病という考え方があります。

 

未病とは

検査値に異常はなくても何かしらの不調を抱えている状態

そういった状態が続くと

体のバランスがさらに崩れ、病気になるので治療をする

というのが東洋医学の考え方です。

 

例えば耳鳴り。

 

耳鼻科に行って色々検査をしたけれど異常はないと言われ

精神的なものだろうと心療内科や精神科を薦められ

受診されている患者さんがいました。

患者さん自身はストレスや不眠などの自覚があまりなく

心療内科を受診することに抵抗がある方もいらっしゃいました。

 

東洋医学では

耳鳴りのタイプもいくつかに分けることができます。

そのタイプによって、

足りないものを補ったり、流れを良くしたり…

使い分けて治療していきます。

 

特に原因はないし検査でも問題ないけれど

不調が続いているような場合には

東洋医学から治療をしてみるのも一つの選択肢だと思います。

 

あとは予防に対する考え方。

 

今でこそ、

現代医学でも病気の予防が大切とされ

啓蒙活動が行われるようになっていますが

東洋医学では

養生という考え方がありました。

健康で過ごすための日々の食事・暮らし方を

元々大切にしていたんですね。

 

私の考える

現代医学と東洋医学の違いは以上になります。

 

私は

どちらが良いとかダメとかではなく

状況に応じて使い分けていくのが良いと

考えています。

 

なので

普段は東洋医学の学びを活かして過ごす

必要なときは西洋薬・現代医学の力を借りる

というスタンスでいます。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

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