昨日は今Bunkamuraシアターコクーンで公演中の舞台「8月の家族たち」を観劇してきました。
事務所の先輩方もたくさん出られている作品で、役者さんたちの芝居力が凄まじく、3時間超の贅沢な時間でした。
もともとの作品はトレイシー・レッツによって書かれた戯曲らしく、今回KERAさんによって新たに演出されました。
ひとつ屋根の下久しぶりに顔を合わせる家族たちの複雑な物語ですが、各キャラクターがとても濃く、そして驚くほど共感できるキャラクターがいたり、自分でも何故か分からないほど苛立ったり、哀しくなったり。
つい思わず笑ってしまっているのに、それがより一層哀しくさせたり…
家族って、無償の愛をくれるものと思っていますが、必ずしもそうではないのかもしれない。
でも、血縁が自然とそうさせる、本能的に見え隠れする、そういうものなのかもしれません。
愛情表現の方法は十人十色あるし、どれだけ血が繋がっていても時としてそれを感じ取れない時もある。
求めれば求めるほど、失っていく愛もある。
そして人は哀しいことに、失って気付くんですよね、その重要さに。
依存というものは離れてみないと分からない。
なんだか家族もそうだし、大切な人たちについていろいろと考えさせられた良い作品でした。
そして今もひとつ観劇してきました!
そちらもまた改めて更新しますね!
今日はこれからレッスン。
いろんな角度からエネルギーチャージできたので、私も頑張ってきます!
かなちゃん・ゆかちゃん・まおちゃん