職場に週4やって来る、自称医者のおばあちゃん・2 | 自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家生まれの元女性自衛官(敬礼)。
短大卒(英文科)→陸上自衛隊→貯金をはたき渡米→ハワイのコミュカレ卒(ホテル科)→米国永住権取得→某ブランドのセールス→現在、日本の地方都市で看護師兼予備自衛官兼お遍路さん。
日々、自衛隊に感謝しながら生きている。

 

 

 

 

 

 

最初は、お客様だしと思って

きちんと話を聞いていたのだが、

そのうち、

 


「私は浅田真央と友達だ。」

 


「あの駅ビルにあるコーヒー屋は、私が入れさせたのよ。」

 

 

と、話がどんどん大きくなってきて、
挙句の果てに、待合室にあったテレビの

マラソンの映像を見ながら、

 


「私は夜中の2時3時に20km走るのよ。半袖で。」
 

 

と、意味不明のことを話し始めた。

 

 

 

ん…?

 

 

なんか…おかしいぞ…?




そして毎日同じお洋服で来られる。

 

 


もしかしたら…?


 

そしてそんなおばあちゃん、

ある日突然、

 


「あなたに良い人がいるのよ。」
 

 

と言い出した。
 

 

 

え?なんですと!?

 

 

私がバツイチだという話をしたから、

独身の良い男を見つけてきた、と。


産婦人科医で40歳。

 

 

 

え、いいじゃん…!よだれ




今度ここに連れて来ると言っていたので、
それが本当だったら

おばあちゃんが何者なのか、

話が分からなくなりそう昇天