ハワイで日本人らしさを感じたお客様・2完 | 自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家生まれの元女性自衛官(敬礼)。
短大卒(英文科)→陸上自衛隊→貯金をはたき渡米→ハワイのコミュカレ卒(ホテル科)→米国永住権取得→某ブランドのセールス→現在、日本の地方都市で看護師兼予備自衛官兼お遍路さん。
日々、自衛隊に感謝しながら生きている。

  

朝一で、日本人のおば様が来店された。



その前日にお財布を買われた方で、

アメリカ人のマネージャーが

接客したのを覚えていたので挨拶をした。

 

 

おば様「昨日のマネージャーさん、

   いらっしゃいます?」


mari「本日はお休みをいただいていて…。

 どうされましたか?」

 


おば様「実は、昨日お支払いした時に

 51セント(約76円)足りなかったから、

 ホテルに戻って取って来るって言ったんだけど、

 彼が”いいよ”って言って、自分のお財布から
 51セントくれたからお金を返しに来たの。」


 

な、なんて律儀な…


しかもお年玉袋みたいポチ袋に入っていて、

(よくハワイに持って来てたなぁ)
中身はなんと500円玉。



mari「え!??多いですよ!??」

 

 

おば様「日本のお金、珍しいと思って照れ

 

 

 

そして封筒にマネージャーの名前と、

Thank you、そしておば様の名前を

手書きしてもらった。

 


その後も、

 

「ありがとうって言っといてね!」

 

と、3回ぐらい言って帰って行かれた。


温かい…。

 


忘れちゃいけないね、そーいうの。