元夫の日系人 Brad -離婚- 17 | 自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家生まれの元女性自衛官(敬礼)。
短大卒(英文科)→陸上自衛隊→貯金をはたき渡米→ハワイのコミュカレ卒(ホテル科)→米国永住権取得→某ブランドのセールス→現在、日本の地方都市で看護師兼予備自衛官兼お遍路さん。
日々、自衛隊に感謝しながら生きている。

Bradとの出逢いから国際結婚、

離婚までを綴っていきますクローバー

 

ディテールは少し変えています。

 

 

 

前回までのあらすじ

伝家の宝刀

「仕方ねーんだよ!」

を連打するBradであった。

 

 

 

 

 

 

深夜のメールはそれからも続いた。

 

 

夜中にピカピカとスマホが光るので

私もいちいち目が覚めストレスだ。

 

 

しかし妻がそれを訴えても、

彼は妻よりキャバ嬢を守る。

 

 

そんなある夜、

いつものようにBradが帰宅し

メールをし始めた。

 

 

突然、大音量で電話の着信が鳴ったのだ。

 

 

え!?電話!??

 

 

深夜の1時に既婚者に電話する!??

 

 

完全に目が覚めてしまった。

 

 

布団にくるまりながら

夫がどこぞのキャバ嬢の話を

うんうん聞いている横で、

虚しさに襲われた。

 

 

誰かも知らないキャバ嬢の話は

聞くくせに、イヤがっている妻には

「仕方ねーんだよ!」

しか言わないんだね。

 

 

私ってなんなんだろう?

 

 

この頃の私は、

自分の存在理由が分からなくなっていた。

 

 

心がどんどん病んでいった。