Bradとの出逢いから国際結婚、
離婚までを綴っていきます
ディテールは少し変えています。
前回までのあらすじ
伝家の宝刀
「仕方ねーんだよ!」
を連打するBradであった。
深夜のメールはそれからも続いた。
夜中にピカピカとスマホが光るので
私もいちいち目が覚めストレスだ。
しかし妻がそれを訴えても、
彼は妻よりキャバ嬢を守る。
そんなある夜、
いつものようにBradが帰宅し
メールをし始めた。
突然、大音量で電話の着信が鳴ったのだ。
え!?電話!??
深夜の1時に既婚者に電話する!??
完全に目が覚めてしまった。
布団にくるまりながら
夫がどこぞのキャバ嬢の話を
うんうん聞いている横で、
虚しさに襲われた。
誰かも知らないキャバ嬢の話は
聞くくせに、イヤがっている妻には
「仕方ねーんだよ!」
しか言わないんだね。
私ってなんなんだろう?
この頃の私は、
自分の存在理由が分からなくなっていた。
心がどんどん病んでいった。