元夫の日系人 Brad -交際- 19完 | 自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家に生まれて自衛官になった私が、ハワイでグリーンカードを取ってみた

自衛官一家生まれの元女性自衛官(敬礼)。
短大卒(英文科)→陸上自衛隊→貯金をはたき渡米→ハワイのコミュカレ卒(ホテル科)→米国永住権取得→某ブランドのセールス→現在、日本の地方都市で看護師兼予備自衛官兼お遍路さん。
日々、自衛隊に感謝しながら生きている。

Bradとの出逢いから国際結婚、

離婚までを綴っていきますクローバー

 

ディテールは少し変えています。

 

 

前回までのあらすじ

日・米、二重国籍者のBradと

日本国籍者同士として

籍を入れるついでの

東京・大阪・名古屋の新婚旅行。

 

11泊12日という長旅である。

 

 

 

 

 

ホノルル空港から成田行きの

飛行機に乗った。

 

 

2人で国際線に乗るのは初めてで、

スタバでコーヒーを飲んだり、

機内で乾杯をしたり、

楽しい時間を過ごした。

 

 

帰りは苗字が変わっている。

 

 

これが旧姓最後の国際線のフライトだ。

 

 

約7時間のフライトののち、

無事に成田空港に降り立った。

 

 

まずはメインの目的、

兎にも角にも婚姻届けだ。

 

 

日本へ着いたその足で市役所へ行き、

日本の婚姻届けをもらった。

 

 

Bradは学生時代の一部を

関東で過ごしているので、

その日の午後に旧友1人目に会い、

婚姻届けの証人になってもらった。

 

 

久々の再会なので

私はどこかで時間を潰し、

少し2人で過ごしてもらった。

 

 

1時間ほどして

サインをもらって帰って来たBradが、

 

 

「友達に、”お前、女の趣味変わったな”

って言われた。」

 

 

と、報告してきた。

 

 

それは、良い方になのか悪い方になのか…。

 

 

微妙にひっかかる。

 

 

そして、ホテルに戻り、

時差ボケに苦しみつつ

自分たちの欄を記入した。

 

 

夜は、Bradがハワイで

ルームシェアをしていた知人に会った。

 

 

彼は仕事で数年間ハワイに滞在した後、

東京へ戻って結婚された。

 

 

「ハワイってさ、

現実離れしているというか、

夢の中にいるみたいでしょ。

こうやって日本にいると

現実世界にいる感じになる。

感覚の違いがあるよね。

だから、私はハワイで結婚するって

どんな感じが分からないけど、

2人で乗り越えていってね。」

 

 

というようなことを

言われたのを覚えている。

 

 

分かる…

 

 

こうやってBradと日本にいると、

なんか現実の相手じゃないような

気がするのだ。

 

 

だから日本に帰るたびに

Bradとの関係性に悩み、

ハワイに帰るとおさまるのだ。

 

 

時すでに遅しだけど。

 

 

直前までそんな気持ちであったが、

なんとか翌日、

無事に婚姻届けを提出した。

 

 

こうして、

付き合って1年記念日が

私たちの結婚記念日となった。

 

 

あっさりすぎて、

結婚ってこんなもん?

という感じだった。

 

 

ついに私、Bradの妻になったんだ。

 

 

 

スマリッジ

 

 

私は市役所の普通の用紙で

提出しましたが…

 

記念用に、こういう可愛いので

出したかったですにっこり