要 祥の気まぐれのんびり駄文ブログ -6ページ目

要 祥の気まぐれのんびり駄文ブログ

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俺の所為だろうか・・・

俺が海や大地を引き連れて

深く眠った

眠らせた




俺の所為だろうか?

祥の異変に気づけなかったのは

いつでも逢えると

たかを括った

それで、今はこんな状態



負担になりたくなかっただけなんだ

ただ、それだけなんだ


その結果がこれじゃぁ

笑い話にもなりやしない



暗い、世界が闇色に染まる

赤い、世界が緋色に染まる





また無理したんでしょう?

ねぇ?祥

こんなにも、血に濡れて

辛いことは、俺たちが引き受ける

そう言った筈なのに・・・

聴いてないね



そりゃぁ、俺たちは中学生

出来ることは限られてるかもしれない

だけど、祥を護りたい気持ちに

偽りなんて1つもない

本気にしてくれてないの?

俺たちの想い


































































祥が遠い・・・

探して、怒るんだ

俺たちを信じてと・・・


もっと寄りかかって欲しいんだ

傍に居て欲しい

傍に居させて欲しい

祥が我が侭を言わないから


俺たちは、我が侭になる

頼ってよ

苦しいなら泣いて欲しい

ずっと、一緒に居させてくれるんだよね?





海と大地と一緒に

紅い、闇を突き進む

祥の処まで・・・・

もう、我慢しないで








俺も、海も

空に云われて

底に眠った

空が云った

ずっと祥の傍に居れば

祥の負担になると・・・




だけど、この様だ

負担を軽減できたかもしれねぇけど

かわりに、祥の異変に気づけなかった


俺さぁ、馬鹿だけど、

それほど馬鹿じゃないんだぜ?



祥が俺たちを成長させないのは、

祥が俺たち3人を成長させられないのは

今、祥にそれだけの力が無いからだって知ってる

分かってるから、俺たち我が侭云わないだろ?





・・・嗚呼、だけど、我が侭云えば良かった

祥の傍に居たいって

云えば良かったけど、

今更だよな

だって、俺1人居たって

事態は変わらなかったんだろうしな・・・




やさしい祥は、

身を裂く思いをしながら

俺たち3人を出した

1人じゃ寂しいだろう?ってさ

本当に寂しい思いをしてるのは

祥だろう?




苦しかった筈なんだ

辛かった筈なんだ・・・

なのに祥は笑顔で俺たちを迎え入れてくれた

名前をくれた

祥の中は暖かかった・・・



怒ってくれるのが、嬉しかった

呆れないで居てくれるのが、嬉しかった

祥の傍はいつだって、居心地が良かった



俺は、俺たちは

祥が好きだよ?

なぁ、何度云ったら

祥は本気にしてくれるの?

いつになったら、本気で相手してくれるの?

いつだってそう

ちょっと寂しそうに笑うだけなんだ・・・




なぁ、祥

寂しいなら、俺たちと居ようよ

ずっとずっと、

無理してまで表に出ることねーじゃん?

真面目すぎるよ、祥


今、強く想うよ

傍に居たい

傍に居て

俺たちのこと

忘れないで・・・























































視界が真っ赤なんだ

祥が視えない

俺たち3人は手をとって

祥を探してる

この匂いは、祥の血





急いで探さなきゃ

死にたがりな祥は

死んでしまう

俺たちを置いて・・・

寂しいなら、迎えに行くよ

だから、待っててくれよ

じゃなきゃ、連れてってくれ

祥の望む世界まで



大地








記憶が欲しいんだ

祥の記憶




何で俺だけ、俺にだけに

記憶、くれなかったの?



時々流れくる記憶の奔流

それでしか、俺は・・・

祥の記憶を、祥の過去を

知ることが出来ないんだよ




「優しい子だね」

「名前をあげよう」

「影」

「気に入ってくれたかな?」



暖かい優しい祥の声

本当に優しいのは祥だよ


俺は何も知らないだけ

それだけで、此処では異端・・・

なのに祥は俺を庇ってくれた

「影だって大切な家族だよ」

そう云って抱きしめてくれた






俺には、知ることすら赦されない?

総てを知りたいなんて、おこがましい事は云わない

ただ、皆と同じくらいの記憶さえあれば

祥を護れると想ったんだ



血がとめどなく流れてるよ?祥


赤い

緋(あか)い

真っ赤だよ・・・祥



暗い

真っ暗だよ?祥


かろうじて見える祥に

泣きたくなりながら手を伸ばす

届かないことくらいは知ってるんだ


どうして?

どうして此処まで落ちちゃったの?

ダメだよ祥

其処にいっちゃやだ



































































だって其処は、祥しか入れない聖域

俺たちの声聴こえないし、姿も視えないんでしょう?

深く、深く眠ってしまっても

血は・・・流れ続けるんだね



辛くなったら俺を呼んで?

あそこへ連れて行ってあげるから

繭(生命維持装置)の中へ

祥を連れて行ってあげるから


だから、届かないところまで

行ってしまわないで




異端な俺を優しく包み込んでくれた

そんな祥のきっと痛くて、辛くて、苦しい記憶

俺も一緒に抱え込んでみせるよ?

だから俺に、祥の記憶をください

どんなに辛くっても耐えてみせるから

記憶をください

俺にも罪の烙印を・・・