映画【昼顔】上戸彩×斎藤工 | ∠かなめまよの胸はって行け〜!自信持って行け〜!

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こんばんは(*^^*)今日は映画版【昼顔】を紹介します。

上戸彩ちゃんと斎藤工くんが禁断の恋人を演じ、斎藤工くんがブレイクするきっかけともなったテレビドラマ【昼顔 平日午後3時の恋人たち】の劇場版です。 
昼顔】のタイトルで、2017年に映画公開になりました。監督は【容疑者Xの献身】の西谷弘監督、脚本は【白い巨塔】の井上由美子先生が担当しドラマ版から続投となりました。ストーリーはドラマの結末から3年後が描かれています。
映画の予告編です。


不倫関係に陥った主婦の木下紗和(上戸彩)と高校教師の北野裕一郎(斎藤工)は北野の妻・乃里子(伊藤歩)によって引き離され紗和と北野は別れを決断した。 あれから3年。 夫と離婚した紗和は海辺の町でひとり静かに暮らしていた。
映画版の登場人物4人です。
💍笹本紗和(上戸彩)

北野と出会い不倫関係を持った主人公・紗和はドラマに引き続き上戸彩ちゃんが演じます。不倫関係を解消した後、不倫が原因で夫とは離婚。遠く離れた三浜町の海辺の街で1人静かに暮らしています。飲食店でのアルバイトで生計を立てている。

💍北野裕一郎(斎藤工)

紗和と不倫関係に陥った教師・北野裕一郎はドラマに引き続き斎藤工くんが演じます。ドラマでは不倫を解消した後、教師も辞めて妻と2人で離れた街へと引越し3年後の本作品で偶然に紗和と再会する事になります。不倫発覚後も妻と婚姻関係は続いている。元々は高校の生物学教師だったが不倫騒動から退職に至り現在は大学で勤務。

💍北野乃里子(伊藤歩)

北野乃里子は裕一郎の一つ年上の妻でドラマに引き続き伊藤歩さんが演じています。ドラマの中では研究所で生物学准教授をしており仕事は順調なものの家事は苦手で紗和と裕一郎の不倫をきっかけに夫婦仲が悪くなっていました。発覚後、様々な方法で夫の気持ちを取り戻そうとしたが叶わなかった。それでも婚姻関係は解消せず弁護士を介して裕一郎と紗和とを引き離し現在は表面上幸せな家庭を再建したかのように見える。

💍杉崎尚人(平山浩行)

杉崎尚人は映画版からの新しいキャストで新しい人生を歩み始めた紗和が務めるレストランのオーナーという役どころです。どんどん打ち解けていき紗和が自分の話もしていくことで色々と複雑な関係性が…。

映画【昼顔】あらすじです

【起】

《同意書》

甲乙丙丁は本日乙と丙が不貞行為を行なった事案に関して次の通り合意した。乙に転居、転職し、二度と丙と面会しないしメール、電話、手紙など手段の如何を問わず連絡をせず不貞行為もしないことを約束した。

平成26814

 甲 笹本俊介  乙 笹本紗和

 丙 北野裕一郎  丁 北野乃里子

裁判での決定された書面です。

紗和はかつて夫・俊介(鈴木浩介)と二人で暮らすパート主婦でしたが、とある事件がきっかけで高校教師の男性・北野裕一郎と出会います。紗和は裕一郎に強烈に惹かれていき裕一郎も同じでした。ふたりは不倫関係に陥ります。裕一郎も紗和も本気で愛し合いました。2人の関係が互いの伴侶に知れます。弁護士を加えた話し合いの結果、紗和と裕一郎は二度と会わないことを約束させられました。裕一郎夫妻は離婚をしませんでしたが紗和は夫・俊介と別れて旧姓の木下紗和に戻ります

それから2年後。平成28年。

紗和は海辺の町・三浜という土地に居場所を求めて転居しました。海辺のカフェダイニングに履歴書を持ち寄りフルタイムで勤務することを希望します。オーナーの男性・杉崎尚人は紗和になぜ三浜へ来たのかと聞きました。紗和は「海が好きなので一度は海辺に住んでみたかった」と答えますが杉崎は「訳ありだな」と判断します。そのうえで試用期間として雇いました。ダイニングにはあゆ(萩原みのり)という若い女性と田尻絹江(黒沢あすか)という中年女性が働いています。オーナーの杉崎はウインドサーフィンが趣味でした。店を女性陣に任せ波乗りに出かけることも多くあります。不倫による離婚で家族や住む場所、友人を一気に失った紗和はひっそりと暮らすつもりでした。カフェダイニングで生活費を稼ぎあとは波風を立てず、つつましやかな生活をするつもりではいました。ある夜、紗和は郵便物の中に紛れて地元のチラシの中に【北野裕一郎】という懐かしい名前を見つけました。地元の公民館で行なわれるシンポジウムに『あなたのそばの不思議な生き物』と題し裕一郎が講師として講義するのです。8月の終わりでした。どうにも気になった紗和はついシンポジウムを覗きます。

裕一郎は広い会場で老若男女を相手にホタルの話をしていました。関東のホタルは4秒に1回点滅しますが関西は2秒に1回とホタルまでもが関西ではせっかちだと話し会場の笑いを誘っています。会ってはならないのでこっそり席に座った紗和は久しぶりの裕一郎の姿を見られたことで満足していました。しかし質疑応答が始まり紗和の席の前に座る少年たちが挙手したために紗和はバッグで顔を隠したものの裕一郎に見つかります。裕一郎は大いに動揺しそれまで流暢に答えていた質問へもしどろもどろになりました。シンポジウムの後、紗和は講演で話題に出ていた「三浜自然の森」へ足を運びます(架空の場所です。実際には埼玉県にある観音の滝でした。)ところが講義でも言われていたとおりこの時期にはまだホタルは見られませんでした。代わりに蚊に刺されます。バスで裕一郎とすれ違った紗和は思わず途中下車しました。裕一郎の方も紗和に気付き軽トラに乗せてもらいバスを追跡します。互いにすれ違ってしまいこの日には会えませんでした。

【承】

やりきれない思いを抱えた紗和はパート先の店へ客として足を運びます。オーナーの杉崎が東京から移転してきたのは事情があったのではないかと質問しました。杉崎は妻を亡くしてガツガツ仕事するのが嫌になり海辺に店を開いたそうです。杉崎は独身だと言い紗和を口説こうとしました。紗和はかわします。不謹慎ではありますが「いっそのこと裕一郎が死んでしまえば、『会いたい』と思わなくてすむのに」と紗和は考えてしまいます。

これが後で後悔する事に。言霊ってやっぱりあるとおもいますね。

翌日は日曜日でした。紗和はまだ未練を残しており再び三浜自然の森へ足を運びます。裕一郎も同じ気持ちでした。妻の乃里子には「ホタルの幼虫が採れるいい場所が見つかった」と言い自然の森にまた来ていました。森の奥にある百葉箱の近くでホタルの幼虫を探す裕一郎を紗和は見つけます。面会や連絡を取り合うことを禁じられているので紗和も裕一郎も「ひとりごと」として会話をしました。触れあうこともなくただ一緒に過ごすだけ、連絡先も教え合わずに会い続けます。

次に裕一郎が来る時間はバスの窓に裕一郎が息をはきかけて指で記しました。妻・乃里子は裕一郎が足しげくホタルを採りに出かけることで勘づきます。裕一郎も乃里子が不自然に感じていることに気付き雨の日に会った時「もう会うのはよそう」と切り出しました。紗和の方も同感でした。これ以上会い続けると想いを抑えきれなくなると感じていました。今日が最後の日と思いながら駅前でともにバスから降りると乃里子が車で駅前に待ち伏せしていました。乃里子がクラクションを鳴らしたので裕一郎と紗和も気付きます。

乃里子は駅前のビジネスホテルにチェックインすると裕一郎と紗和を引き連れて部屋に入りました。純愛ごっこのつもりかと詰問した乃里子は「私の目の前で結ばれたらあきらめがつく。離婚する」と言いました。ショックを受けた紗和は部屋から飛び出します。乃里子は「すぐ帰れば今日のことは忘れてあげる」と言いますが裕一郎は紗和を選びました。部屋を出て紗和を追いかけます。駅まで追いかけた裕一郎は紗和にホーム越しに「今度こそちゃんとする。信じてほしい」と言いました。紗和と裕一郎の恋愛が再び始まります。

数カ月後。

裕一郎は乃里子と暮らすマンションを出てせまい紗和の部屋に身を寄せていました。高校教師ののちに就いた大学の研究室へもそこから通っています。

光る幼虫を見に行った2人ですが(ホタルは幼虫の段階から光ると裕一郎がシンポジウムで説明していました)、その日は見られませんでした。その代わり川べりに寝転がり2人は星空をホタルの光に見立てて眺めます。裕一郎と紗和は幸せでした。裕一郎は今度はきちんと弁護士を通して離婚の手続きを進めていると言います。

【転】

仕事先のダイニングであゆに「メンズと住んでる」と冷やかされた紗和ですが絹江の方は冷ややかな目で見ていました。何かしら事情を察したようです。同じ頃、裕一郎も研究室で坂上教授(志賀廣太郎)から皮肉を言われました。常勤の講師として推薦するために身辺をすっきりしておけと忠告されます。

そんな折、紗和は大学から届いたFAXを見て裕一郎が休暇届けを出していると知りました。裕一郎からはなんの説明もないので沙和は疑心暗鬼に陥ります。おかしいと思った紗和は裕一郎を尾行しました。裕一郎は妻・乃里子の住むマンションに行きしばらくすると乃里子を助手席に乗せて出かけていきます。妻とも屈託なく暮らしているように見えた紗和は不信感を抱きました。帰宅すると裕一郎の私物をチェックし裕一郎の帰宅の気配を知ると寝たふりをします。職場のアジバー(アジで作ったハンバーグ)につなぎを入れるのを忘れるミスをした紗和は絹江から「壊すのは家庭だけにしてほしい」と言われました。紗和の同棲している恋人・裕一郎が妻帯者だということがいつの間にか小さな町で噂になっていました。ダブル不倫で逃げてきたということも取りざたされており既婚者ではない若い女性・あゆなどにも紗和は冷たい言葉を吐かれて居心地が悪くなります。オーナーの杉崎に口説かれていた紗和は「少しくらいは俺に揺れた?」と聞かれました。杉崎は紗和にショックを受けるような発言をします。杉崎の妻は死別しておらず妻の浮気が原因で離婚していました。妻の浮気相手は杉崎の部下でそのせいもあって杉崎は会社を辞めていました。妻と紗和を重ね合わせた杉崎は「噂をばらまいたのは俺だ」と紗和に言います。杉崎と紗和が親しげに浜辺で話しているのを見た裕一郎も、2人の仲を邪推しました。杉崎にひどい言葉を吐かれた紗和は、その夜、裕一郎に当たります。裕一郎も杉崎に嫉妬して、口論になりました。裕一郎が妻・乃里子の元へ足しげく通っていることを告げ「自分が裏切ったことがあると相手のことが信じられないのよ」と言いました。

隣の部屋でひっそり眠る裕一郎を見た紗和はそれでもやはり裕一郎が欲しいと思い妻の乃里子のところへ乗り込みます。裕一郎は杉崎の店へ行き話をしました。自分にも皮肉を言う杉崎を見て裕一郎は杉崎が紗和を口説いていたのではなく責めていたのだと感づきます。同じ頃、紗和は乃里子のところへ行っていました。乃里子は車椅子で出てきて紗和は驚きます。乃里子は「駅の階段で転んで脊椎を痛めている。裕一郎は離婚届を持ってきて車椅子生活を知り以後、身の回りの世話を焼きにきてくれている」と告げました。紗和も自分が邪推していたと気付きます。乃里子は離婚するつもりだと言いそれでも職場では裕一郎に会うので「離婚しても『裕一郎』って呼んでいい?」と質問しました。紗和はためらいますが「それは…嫌です」と断ります。

紗和、これさえ言わなければきっとあんな悲劇にはなって無いだろうに。自分の立場を分かっていない残念な言葉でした。

【結】

互いの誤解が解けました。裕一郎と紗和は謝り合って今度こそきちんと結婚しようと思います。裕一郎は「今日の大学の帰りに離婚届をもらってくる。明日、籍を入れよう」と告げて出て行き指輪を買いました。レシートを財布にしまいます。その後、裕一郎は再会した川で渡そうと考えて指輪を百葉箱に隠しました。離婚届を受け取りに乃里子のところへ向かいます。乃里子はリハビリが順調に進み松葉づえをついて歩行できるようになっていました。自分が運転すると言い当初は駅まで送るつもりでしたが三浜までハンドルを握ります。一度は離婚を納得したものの裕一郎を奪われるだけでなく「裕一郎と呼ぶことすら」奪われるのだと思った乃里子は暴走を始めました。車のスピードを上げます。

乃里子は裕一郎にも「駅の階段から落ちた」と告げていましたがそれは嘘でした。本当はマンションの7階のベランダから投身自殺を図ったのです。裕一郎を完全に失うことを恐れた乃里子は裕一郎を連れて車ごと崖から転落します。紗和も居心地が悪いダイニングを辞めようと思い店に顔を出しました。

そこで意外にも絹江に呼ばれます。紗和は絹江が若い頃に着用していたという昼顔の浴衣を着せてもらいました。

着付けをしながら絹江は「私も昔、一線を越えられなかったが夫とは違う男を好きになった」と告白し「女って言うのは自分ができなかったことをやった女が嫌いなのよ」と言います。絹江はそういう表現で紗和に詫びました。またあゆもキツかった態度を軟化させています。祭りで上手に踊れるといいことがあるとのことでした。紗和は絹江やあゆと共に踊りの輪に加わります。そんな時、裕一郎の事故の知らせを聞いて紗和は遺体安置所に向かいました。裕一郎は交通事故で死んでいました。警察から妻の乃里子は生存していることを告げられまだ籍が抜かれていないために裕一郎の遺体は乃里子の家に戻ります。財布にレシートがあったので紗和は乃里子に指輪のことを聞きますが乃里子も知りませんでした。裕一郎だけでなく指輪も手に入らなかった紗和は落胆します。

半ば放心状態で帰宅途中に踏切のレールの継ぎ目にヒールを取られた紗和は駅の灯りがホタルに見えるのでよろよろとレールづたいに近づいていきました。ホタルの尾の光のようなライトが赤に変わります。紗和はホタルが左手の甲に止まったのを見ました。ホタルは結婚指輪のように紗和の左手の薬指に移動するとそのまま光って飛んでいきました。踏切の警報音に我に返った紗和はホームにのぼります。紗和が自分が生かされた意味を知ったのは、季節が変わる頃でした。紗和は腹に新たな命、裕一郎の子を宿していました。

【映画のエンドロール】

川で遊ぶ少年少女たち。

裕一郎に似た少年が百葉箱の中から指輪を見つけそばにいた少女にはめてあげる。

不倫は成就しても人の幸せを踏みにじった上の幸せは無いんだなと思わされた物語でした。

裕一郎は離婚が成立したらすぐに紗和と再婚するつもりでした。そして再び逢瀬を重ねた思い出の場所である三浜自然の森で2人だけのささやかな結婚式をサプライズで挙げる予定だったのです。ところが裕一郎の死亡によって実現することはありませんでした。結婚式で交わされるはずだった指輪も隠されたままわからなくなっていましたがその行方は映画のエンドロール中。紗和と裕一郎に服装がそっくりな子供たちが2人の叶わなかった指輪を好きな女の子に嵌めてあげる切ないラストシーンでした。ある日、三浜自然の森で遊んでいた男の子が百葉箱の中に裕一郎が隠していた結婚指輪を見つけたのです。男の子は指輪を一緒に遊びに来ていた好きな女の子に渡しました。この子供たちは北野先生と紗和の子供?ってチラッと頭をよぎったんだけどどうやらこの子供たちは最初のシーンに出てきた北野先生の講演で質問をしていた子供たちです。あれから1年ほど経過しているので北野先生と紗和の子供じゃないのは間違いないかな。指輪を見つけたメガネをかけた男の子が麦わら帽子を被った女の子の左の薬指に指輪をはめます。

めがねをかけた男の子→北野先生

麦わら帽子の女の子→紗和

ってリンクしてしまいました。指輪の色も蛍が光った時の色のエメラルドグリーンを敢えて裕一郎が選んだのかなと思いました。紗和は自覚症状が無いでしょうけど紗和の【奥さんが別れても彼を呼び捨てにするのは嫌だ】ってのを奥さん本人に言っちゃったからね。乃里子の抑えていた憎しみが一気に車ダイブに繋がったんだよね。思わぬ形で最愛の人・裕一郎を失った紗和。まだ北野夫婦は離婚していないので遺体を引き取ることすらできなかった紗和は自殺を決意しますがギリギリで思い直して生きることを選びました。後に紗和のお腹の中には裕一郎との間の子供が宿っていることが明らかになります。おそらく紗和は子供を無事出産するでしょう。事故を九死に一生を得て生き延びた乃里子やドラマ版で紗和ともきっぱりと縁を切った利佳子のように【昼顔】に登場する女性は強い女性たちばかりです。自殺を考えた紗和が自分で線路から起き上がれたのも彼女たちと同様に強く生き続けて行くんだろうと思わされました。

北野夫婦の信頼関係の崩壊、乃里子の飛び降り自殺未遂、そして裕一郎のダイブ死。周囲の人まで不幸にした紗和と裕一郎の恋は悲しい幕引きで終了してしまいました。ドラマ版から始まっていた様々な不幸の原因は「不倫」であり最初から不倫をしなければ良かったのにと結論づけるのは簡単です。

世の中にはお互いに配偶者を持つ身でありながら惹かれあう人はたくさんいると思います。ただ後出しジャンケンにはなりますが取り返しのつかない悲劇を回避する方法はたくさんあったんじゃ無いかな。紗和と裕一郎が乃里子を余りにもないがしろにする言動を取り続けなければラストの不幸に合うことはなかったと思わずにいられない。。裕一郎の死はお互いに夢中になりすぎてしまった紗和と裕一郎に対する「逆襲」だったのか?それとも不倫をしても誰かを傷つけているんだから最終的には幸せにはなれないという戒めなのか?

映画【昼顔】で夫の北野先生が乃里子に「離婚届出して次の日に紗和と再婚しようと思う」とか指輪買ったことを乃里子に言っちゃうのとかさすがにこの人、心どこ?って思った。フリンお花畑脳過ぎて奥さんの怒りもわかるわ〜。せめて2人とも乃里子には一生頭が上がらない筈なのに馬鹿なの?って思っちゃった。本当は心中しようとした乃里子が飛び降り自殺未遂含めて、ダイブ後に病院から出てきて松葉杖ついて紗和をチラッと見てニヤリと去って行く時の勝ち誇った顔がもう怖かった。乃里子も子供が欲しかったのに愛人の紗和には子供が宿るって理不尽な物語だよね。乃里子は悪役的な位置づけだけどかなりの被害者じゃない?

社会的な勝利は乃里子。 妻としておそらく喪主として裕一郎の葬儀を行い事故と認定されれば保険もおりるし遺族年金なんかもこの先あり籍を抜かない限りこの先もずっと妻という立場で社会的に守られる。 

生物的な勝利は紗和。 北野先生の遺伝子をこの世に残す事が出来た。

紗和にしても乃里子にしても、この先の人生は苦しいものだと想像出来る。

下手したら怨恨のもつれで殺人事件になってる現実もあるし。不倫は文化なんかじゃないよ。映画やドラマん中で擬似恋愛をしてるくらいがちょうど良いのかもねと肝に銘じさせてくれた映画でした。映画の主題歌はLOVE PSYCHEDELICOの【Place of Iove】です。本人PVが無かったのですごく上手くカバーされてた方のYouTubeを♡



今日も長々と失礼しました。いつもありがとうございますおねがい次回はドラマです。またお越しくださいキラキラ