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企画としての意図は、
本作のプロデューサーである貴島彩理さん、神馬由季さん、松野千鶴子さんの3人は女性であり、このうち貴島さんは単発版が初のプロデュース作品になっていたそうです。
【おっさんずラブ】は貴島さんが大学時代に友人の世話になった際に感じた「なぜ彼女と結婚してはいけないのか」という気持ちから着想を得られたものであり、そこから「働く今どきの男女の恋愛観」や「『好き』や『結婚したい』という感情は何か」というテーマへと発展していって【おっさんずラブ】が生まれたみたいです。
脚本を手掛けた徳尾浩司さんは「男性同士の恋愛の中で萌えを提示するというよりは、男女の恋愛と同様に『恋愛ドラマを描く』というところが出発点だった」と「アニメ!アニメ!」とのインタビューの中で振り返っており、制作にあたっては「自分たちだったらどうするか」ということを突き詰めたと述べていました。
徳尾さんは打ち合わせの際は男女の恋愛観の差が大きく表れており、その恋愛観がまざった結果本作【おっさんずラブ】が出来上がったのではないかと述べています。
さらに、徳尾さんは幼少時から『ママレードボーイ』といった少女漫画や少年漫画に親しんでおり、【おっさんずラブ】の表現の中には少女漫画に影響を受けたところもあるらしいですね。
その一方、意図せずに視聴者を傷つける可能性があるとして、本作ではLGBT【レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、それぞれの英語の頭文字からとったセクシャルマイノリティの総称です。】の悩みや葛藤についての描写は避けられました。
執筆当初、徳尾さんは「この表現をいれたらまずいかな」と悩んだこともあったが、ある時「同性同士だから面白いのではなく、少女漫画的な表現におっさんが真摯に取り組んでいるから面白い」ということに気づいたと振り返っていて、このドラマは深夜枠なのに大ヒットしたという、ぜひ私のブログにも残して置きたいって思わせた名作でした。
個人的には私はヒロイン(笑)吉田鋼太郎さんの大ファンからハマったドラマでした。
単発版は(見ていないんですが)一つの作品として作り上げられたため、制作チームは続編を作るべきか、新しい物語を作るべきか悩んだものの、「春田とハセ(落合モトキ)の恋」は単発で完結していたため、連続版の制作にあたっては、単発版では描き切れなかった登場人物の過去や成長を掘り下げるということになり、最終的に連続版は新しい物語として作られることとなったそうなんです。
キャラクター設定&キャスティングは、
春田創一役の田中圭くんと黒澤武蔵役の吉田鋼太郎さんは、いずれも単発版・連続版の双方に出演しています。
連続版における春田は単発版以上に「ダメな男」として描かれていました。
これについて徳尾さんは「黒澤部長と牧(林遣都)という全くタイプの異なる二人の男性から惚れられるにはどうしたらよいのかと熟考し、台本に書いていないところを試行錯誤する中で、あの絶妙に母性本能をくすぐるはるたんこと、春田ができあがったんだと思います」としており、田中さんのアドリブの例として「春田がソファに横たわって、身体を捻りながら悶える」場面を挙げていました。
真っ赤なバラを抱えた部長(吉田鋼太郎)が、海をバックに愛を告白。まっすぐな乙女心と、そのピュアな気持ちを表すかのような背景に浮かぶハートマークが、Twitterでも話題となりました。
牧(林遣都)が初めて “はるたん” に告白したとき口にした言葉がコレ。いや、もう、そんなこと言われたらなんもいえねえズガビ━━Σ(ll゚艸゚ll)━━━ン!!
“不動の見守りポジション” として【おっさんずラブ】の瀬川先輩(伊藤修子さん)が、牧に放ったアドバイス。 “はるたん” への思いが叶わぬものだと思いつつも、気持ちを止められない。そんな牧の心を軽くしてくれた金言でした。
部長が “はるたん” に恋したきっかけは、優しく靴を履かせてもらったこと。まさにこの瞬間に、部長は愛する “はるたん” の手によって、(気持ちだけ)シンデレラになったのです。このセリフが私には1番の名言♡
“はるたん” をめぐる部長とのバトルの中で、牧が放った一言。好きな人のいいところはすぐに思いついても、悪いところというのはなかなか思いつかないもの。そして悪いところがあってもなお好きだという気持ちは、鋼よりも強く、海よりも深い気がする(//∇//)
部長の暴走が止まらなかった第2話で、もっとも輝きを放っていたシーンがこのセリフを口にしていたとき♡本当に好きな人について語るとき、人は語彙力ゼロになってしまうものなんですね。ちなみに「可愛すぎる」も「存在が罪」も、部長が思う “はるたんの悪いところ” です(笑)。
その7:「俺のためにケンカすんのやめてくださあああああい!」(はるたん / 第2話)これも1位と甲乙付け難い名言♡昔、河合奈保子ちゃんのヒット曲【けんかをやめて】でもこんな歌詞、あったなー。
部長と牧が “はるたん” をめぐって小競り合いする場面で出てきたセリフ。これって人類が一生に一度は言ってみたい言葉ナンバーワンなのではないでしょうか。
「いや、西野カナかよ!」と誰もが心の中でツッコんだであろう、部長が “はるたん” の顔を見た瞬間に放ったこのセリフ。愛しの “はるたん” に会いたいがあまり震えちゃうとか、世界一可愛いかよ~!
武川主任(眞島秀和)が牧に対して放ったこのセリフ。この時点ではまだ2人の関係は明かされていないため、意味深でした。そして切ない。
場面は、春田家に一時居候中の “はるたん” の幼馴染・ちず(内田理央)を交えて、食事をしているときのこと。「俺も食べたい」と甘えた声で言う “はるたん” と、愛しそうに「あげないよ~」と返事をする牧のやりとりは、完全に恋人同士のそれでした。
その11:「俺は……まあ、うん」(はるたん / 第5話)
第5話では、牧からストレートに「付き合ってください」と告白されて、思わず「はい」と返事をしてしまった “はるたん” 。最初こそ戸惑いを隠しきれない様子でしたが、ちずに「(牧くんのこと)春田も好きなの?」問われた際に、このセリフを放ったんですよね~!
ふと見せたはにかんだような表情が、すべてを物語っていたような気がして胸がキュンとしてしまいました。
その12:「牧と一緒にいることは、俺にとって全然恥ずかしいことじゃないから」(はるたん / 第5話)
いつもはダメダメだしデリカシーもない “はるたん” が、牧をまっすぐ見つめて語ったこの言葉。突如ハイパーイケメンぶりを発揮して、やればできる男であることを証明してくれた瞬間でした。
その13:「俺があいつじゃないとダメなの! 俺があいつがいないとダメなの!」(武川主任 / 第5話)
実は牧の元カレだった武川主任。別れてから4年たった今でも牧を強く想っているようで、はじめは “はるたん” にマウンティングをかますべく「あいつ、俺がいないとダメなんだよ」と余裕の発言をするんです。しかしその後は本心がダダ漏れてしまって、なりふりかまわずこのセリフを口にするんですよね……。
その14:「よしよし、頑張った」(マロ / 第5話)
チャラくてウザいキャラだけどよく見りゃイケメン。そんなマロ(金子大地)は “はるたん” の後輩で、現在は部長の元妻・蝶子(大塚寧々)の部屋探し担当を務めています。かっこいい女でいたいがために、部長との離婚に踏み切った蝶子。本当は苦しくて悲しくてやるせなかった心を見抜いたマロは、蝶子をギュッと抱きしめてこのセリフを言うんです。この瞬間にマロの株爆上がり°˖ ✧◝(○ ヮ ○)◜✧˖ °
登場人物達の紹介です♡