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同年代の若者5人を中心に、青春の過程で起こる様々な苦悩と葛藤を生々しく描いたこの作品は、現在の人気芸能人の出世作としても知られている。
後年歌手として大ブレイクした浜崎あゆみの数少ない女優出演作のひとつでもある。ドラマは全11回ありました。
若者の青春群像劇として放映当時の1995年に大ブームを巻き起こし、平均視聴率は20.0%、第8回は最高視聴率23.2%を記録しました。
本放送では「罪を犯した登場人物が未成年であるにもかかわらず容疑者として実名・顔写真がニュースで公開される部分」を、ビデオ・DVD版では別のカットに差し替えている（ただし、未成年の容疑者を実名報道しても少年法には抵触しない。）。
後年、SMAPのメンバーだった中居正広は本作を「慎吾が出てたドラマの中で一番好き」と絶賛しているんだそうです。
谷原章介の妻の三宅恵美は、奇しくもこのドラマで谷原と兄弟役を演じたいしだ壱成の元妻でした。
辰巳（谷原）と破局した萌香（桜井）が後に博人（いしだ）と交際するというこのドラマのシナリオとは正反対のベクトルを辿る事象でした。
主題歌にはカーペンターズが使用され、ベスト盤の売り上げも好調で、再びスポットが当たるきっかけとなりました。
【未成年】の主題歌になったカーペンターズの【青春の輝き】です( ｡ˆωˆ｡ )♪
イントロ流れるだけでウルウル来るなぁ
高校3年生の戸川博人【ヒロ】(いしだ壱成)は同級生で野球部員の田辺順平(北原雅樹)、中学時代の同級生で暴力団構成員の坂詰五郎(反町隆史)とバカをやったり、アルバイトで日々を過ごしているが、出来のいい兄・辰巳(谷原章介)にコンプレックスを抱き、何事も無気力で卒業後の進路も決まっていない。
しかし、ある日ひょんな事から知的障害を患う室岡仁【デク】(香取慎吾)、有名進学校に通う神谷勤(河合我聞)と出会い、友人となるが彼らもそれぞれ悩みを抱えていた。
博人は女子大生の新村萌香(桜井幸子)と出会い、好意を抱くが彼女は兄の恋人で重い病を抱えており、
順平は同級生の安西加代子(遠野なぎこ)に片思いをしているが、当の加代子は博人の事が好きで、
五郎は恋人のアリサの為に堅気になる事を考え、
デクは家庭で疎まれている、
一見恵まれていそうな勤も受験勉強のストレスや母の過干渉、有名女子校に通う令嬢・田畑瞳(浜崎あゆみ)に片思いをするが彼女は家庭教師の子を身ごもっていた。 そんな彼らの抱える悩みや様々な事情が引き金となり、彼らは重大な事件を起こしてしまい社会の注目を集める。
登場人物達です(^･o･^)ﾉ"
戸川博人(いしだ壱成)- 通称ヒロ。18歳。高校3年生。出来のいい兄にコンプレックスを抱き何事にも無気力。萌香に恋心を抱く。インディージョーンズと考古学が好き。
- 室岡仁(香取慎吾)
- 通称デク。18歳。幼い頃、頭に深い傷を負った知的障害者。動物好きで、心優しい性格。ゲーム パチンコが得意。『オバケのQ太郎』のキャラクター・O次郎（Q太郎の弟）の絵が大きく描かれたシャツがトレードマーク。第8話で銀行員無差別殺人未遂事件を起こす。
- 坂詰五郎(反町隆史)
- 通称ゴロ。18歳。ヒロの中学時代の同級生で暴力団の構成員。義理人情に厚く、嘘や曲がったことが大嫌い。中学時代、学校で濡れ衣を着せられた時にヒロが庇ってくれた事から、ヒロには強い恩義と信頼を寄せている。アリサと同棲し、近いうちに堅気になることを考えている。
- 神谷勤(河合我聞)
- 通称・優等生。18歳。有名進学校に通う高校3年生。母親からの過剰な期待と溺愛にがんじがらめになり、葛藤する。瞳に恋心を抱き、やがて恋人関係になる。
- 田辺順平(北原雅樹)
- 18歳。ヒロのクラスメイトで野球部所属。お調子者でスケベだが、臆病で卑怯。加代子に片想いしている。実家は精肉店。
- 新村萌香(桜井幸子)
- 通称モカ。21歳。大学2年生。先天性の心臓病を抱え、胸には手術の痕が残る。ひょんなことからヒロと知り合うが、辰巳の恋人。大らかで母性的な性格で自身の境遇から「冒険」を夢見る。
- 安西加代子(遠野なぎこ)
- 通称カー子。18歳。ヒロ&順平のクラスメイト。ヒロに行き過ぎた片想いをしており、その為には他人の利用も厭わない。男にだらしのない母に苛立つが、自身も売春に手を出している。
- 田畑瞳(浜崎あゆみ)
- 通称ひとみ。18歳。有名女学校に通う令嬢。家庭教師との間に出来た子供を身篭る。後に勤と恋人関係になる。
- ドラマを貼りたかったんだけどYouTubeでは見付からなかったので名場面を2つ、見て下さい♡
- もう１つね(*^^*)
- 【未成年】の最終回です。
- 廃校を占拠していたヒロたちは捕まってしまいます。
しかしヒロだけは逃げることが出来ました。
デクは警察病院の精神科病棟へ入れられてしまいます。
一方、勤は怪我をしていたために警察監視の下で病院に入院する事に。
瞳が勤に会いに来て勤の母・真紀子(高林由紀子)と連絡が取れない事を口にします。
萌香の兄で刑事でもある新村武郎(宇梶剛士)が来て勤の事情徴収をすると言うと瞳は病室から出て行かざるを得ない事に。
すると階段の所に真紀子が居てナイフを片手に瞳に迫ってくるんですよね。
「子供さえ居なくなれば、また勤は私の元に戻ってくる」 - そう告げるとナイフを付きだし襲って来たが真紀子は階段から足を踏み外してナイフは自分の首に刺さり亡くなってしまうのです。
萌香は兄に軟禁状態にされヒロと連絡をとることも出来なくなります。
警察病院に潜入したヒロはデクを連れ出そうするがデクは首を横に振り応じようとしません。
萌香に連絡を取ろうとしたヒロは、カーコに電話するんだけど、
「彼女…死んじゃったのよ…」それを聞いて泣き叫ぶヒロ。
ヒロは翌朝、学校の屋上にいました。
登校する生徒に向かい、自分の思いをぶちまけます。
それはたくさんのテレビカメラで全国に生中継されていました。
【俺はずっと考えてたんだ。俺たちは何故生まれ、何故死ぬのか、けどいくら考えてもちっとも答えなんか出やしねぇ。】 - 【俺たちは同情が好きだ。俺たちは他人の不幸が好きだ。俺たちはいつもいつも自分と他人を比べている。いつもいつも小さな不満がある。孤独で自分の無力を嘆いている。もうそんな生き方は辞めよう。】
- 【俺たちを比べる全ての奴らを黙らせろ！お前ら自分が無力だとシラケるな！矛盾を感じて怒りを感じて言葉に出してＮＯって言いたい時、俺は、俺のダチはみんな一緒に付き合うぜ】
そして裁判の日がやってきた。
なんと、ヒロ、デク、ゴロ、勤、順平の5人 は裁判所で【乾杯！】と言ってズボンを脱ぐんです。
5人の新たな人生が始まった。 - 野島伸司って感じの代表的な脚本でしたね。
- いつも読んで下さって感謝です(♡˙︶˙♡)
