ギフトと鹿サブレのラブリーな世界
帰宅したら友人Aから素敵なギフトが届いていました。が、まず釘付けになったのがギフトに添えられていたレターのデザイン。スワンを象った少しレトロでラブリーな封筒と便箋。これぞ萌え!(笑)
実は先日息子が研修旅行で買ってきたお土産「鹿サブレ(奈良)」の包装が、これまたレトロでラブリーで、萌えたばかりだったのです。
彩度の低い色合いがなんともレトロ
ラブリーと言えば、名盤『LIFE』
「ラブリー」から連想したのが小沢健二の一世を風靡したアルバム『LIFE(1994年)』。
ファンが多すぎて下手なことは書けないというプレッシャーと戦いつつも、とりあげてみたいと思います。あたたかく見守ってください💦
まず、この『LIFE』というアルバムは、都会に生きる洗練された若者の恋愛や「生」を描いた90年代渋谷系の名盤であり、若い頃の私の愛聴盤でした。
ソウルやファンク、ヒップホップなど、多様な音楽にインスパイアされた楽曲が詰まっていて、藤井風『Prema』同様に、各曲に元ネタや引用が巧みに織り込まれています。
音楽の引用と響き
まずは代表曲「ラブリー」。今聴いても本当に素敵な曲です。ギターのイントロからウキウキするような空気感が感じられ、小沢健二の歌い方もグルーヴィーなラブソング。
インスパイアされているのはベティ・ライト「Clean Up Woman」。イントロのギターのリフ、ホーンセクションが入ってくるところも最初聴いた時には驚きました、そっくりすぎて(笑)。「マイアミ・ソウルの女王」とも称されたベティ・ライトの名曲を消化して小沢健二の曲になっているところがすごい。
続いて「ぼくらが旅に出る理由」。こちらは軽快なブラスサウンドと壮大なストリングスが交錯するスケールの大きさを感じさせる曲。旅をモティーフに人生の希望と別れを描く美しいナンバーです。
イントロ部分は「You Can Call Me Al」、
間奏のホーンセクションやリズムは「Late in the Evening」にインスパイアされています。いずれもポール・サイモンの楽曲です。我が家にはポール・サイモン好きが二人いるので、すぐ教えてくれました。
1分53秒あたりから。このライブ映像が息子の推し笑
また、「愛し愛されて生きるのさ」はメロディが「銀河鉄道999」をインスパイアしていると、当時から話題になっていました。
いずれにしても「LIFE」というアルバムは、全曲がポップで多幸感溢れる、捨て曲なしの名盤です。
小沢健二の音楽遍歴
デビューアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む(1993年)』、『球体の奏でる音楽(1996年)』、NY移住後の『Eclectic(2002年)』までは追いかけてよく聞いていました。
特に「球体の奏でる音楽」は、ベテランジャズピアニスト渋谷毅を迎えたシブいアルバムで、派手さはないけれどジャジーで気に入りでした。
時代により音楽性や思想は変遷していきますが、文学的、哲学的な側面、社会的な側面など多面的な彼の音楽とサウンドに惹かれ続けています。
小沢健二と小山田圭吾とのユニット「フリッパーズ・ギター」についても、いつか語りたいと思います。
こちらも私の青春時代を彩ってくれた欠かせない作品たちで溢れています。


