1月29日子供お稽古のレポートをお届けします。

 

今日のテーマは「間違ってもいいの、大事なのは…」です。

 

もちろん、房仙先生は”間違い”や”失敗”を推奨しているわけじゃありません。

 

”間違い”や”失敗”を怖れて、

何もチャレンジしないことの方がよくないと子供たちに伝えています。

 

 

幼い頃から、失敗が怖くて逃げていたら、

何にもチャレンジしない&できない、小さくまとまった

 

つまらない人間になってしまう。

 

房仙会では、上手くお話できなくても

ちょっとぐらい間違ってしまっても 全てOK.

 

初めから、話上手な子はいない。

(書道と同じです)

 

先生も仲間もみんなで聞いてくれる。

 

 

ドキドキしながら、頭の中で言葉を探しながら、

言葉をつむぐ。

言いよどんだり、途中でこんがらがったり…。

 

たとえ間違ってしまってもいいのです。

自分の意見を言えたことだけで、二重丸。

 

先生は仰います。

「房仙会の中では、間違ってもいいの。

全然恥ずかしくないでしょ?

 

ここで発表の練習をすればいいんだから」

 

人前で意見を言うためには、

・思いを伝えることばを探す。

・気持ちをどう表現したら伝わるのか。

・聞いてもらうために、話を完結にまとめる。

 

それらを短時間でやらなくてはなりません。

 

先生は、次は君!とご指名するので、

子供たちの脳内は、大忙しです。

 

ぐるぐる高速回転して、活性化していきます。

 

普段から、もやもやした感情・考えを

ことばにして伝えることを意識していなくては、

とっさに意見がまとまりません。

 

そして人の意見を聞くこともすごく大事。

 

私もそう思っていた!と共感したり。

○○○くん、すごい事考えているんだ~と驚いたり。

 

○○○ちゃんの考えは、自分とちょっと違うな、

どうして違うのかな?

 

その理由を知ることで、理解も深まっていきます。

 

また「間違っているよ」と伝えられる信頼関係が育ちます。

 

房仙先生は、子供たちに伝えます。

「みんな、いい?

イヤなことや出来なかったことは、忘れていいんだよ。

 

ずっと覚えていると頭がパンクしちゃうでしょ?

 

覚えておくのは、”良いこと”だけ。

テストで100点取って、うれしかった気持ちを覚えておく。

次もいい点取ろうとがんばれる。

 

50点取った場合は、点数のことは忘れる。

忘れてはいけないのは、なぜ間違ったのか?

次に間違わないようにするにはどうしたらいいかだけ なのよ。

 

これが、”知識欲”なの、分かった?」

 

 

福田有里佳さんが、1/27日付のフェイスブックに

こう書いています。

『房仙先生の元で学ぶ子どもたち…

世にどんな種を撒き、どんな花を咲かせるのか』

 

房仙先生が、すばらしい土壌を用意してくださっているので

 

書道を通じ、子供たちは水分やミネラルやさまざまな栄養素を吸収して

まっすぐに芽を伸ばしているのが見て取れます。

 

・学びを楽しむという水分

・気楽にチャレンジしようミネラル

・他者への思いやり栄養素

 

たとえ最初は間違ったとしても

解決策を探してチャレンジしてゆく子。

『がんばらない、あきらめない』

 

どの子も大きな花を咲かせ、やがて種を結ぶでしょう。

そして世に種を撒く人になってゆく事でしょう。