【良い書佳い書どすこい書】
〜臨書は脳トレーニング〜




昨夜は房仙会三島教室のお稽古でした。

課題は『集字聖教序』から四文字。

これは唐の太宗が、三蔵法師の業績を讃えるために王羲之の文字を集めて作られたものだそうな。
ちなみに読み方は、しゅうじしょうぎょうのじょ

さてお稽古では、
房仙先生が、解説しながら
一文字ずつ臨書し、
生徒がそれに続きます。

私は『驚』を書きました。

今言われた事を再現するだけですが、
これが出来そうで
出来ない…。

情けないほど出来ない。

頭で分かっていて
(技術が伴わず)書けないなら
まだしも

勝手な解釈するから
線の太細や角度が、違ってきてしまう。
脳ミソのシナプスが繋がってないのか私?!

房仙先生から
余白を見なさい」と言われます。

そして生徒が書いた字を見れば、
どれだけ見て考えて書いているか、
そうでないかが分かると言います。

あれま、脳力の有無が白日の下に…。

観察。
分析。
実践。

房仙先生曰く、
書道はとても論理的。
理屈に合っていれば、
自然に字形が整います
、とのこと。

臨書は、脳トレーニング
普段使ってない脳細胞を使わなきゃ。

文字も気持ちも体も整えられるように
なりたい。

お稽古、ありがとうございます。