介護保険改正について | 独立型社会福祉士 あなたのしあわせサポート かみや社会福祉士事務所

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あなたのしあわせサポートかみや社会福祉士事務所 神谷公省(かみちゃん)のブログです

久しぶりのブログ更新になりますが…。


H12年に開始された介護保険、次は大きな改正がなされるといわれているのですが…


具体的に言うと
要介護3からの施設入所(介護1・2の施設利用不可)
要支援者(予防事業)の介護保険からの切り離し
利用者の2割負担(今までは1割負担)


以上のようなことが私の耳に入ってきています。
ただ、これらが次回の改正で決まったわけではありません。


改正案として切捨て等、かなり乱暴な内容になっているという方もいらっしゃいますが介護・福祉の政策には今まで必ず猶予期間というものがありまして、法律が変わったからいきなり施設を出て行けみたいなことはないとみています。


実際、介護3以上の施設入所も現在の特別養護老人ホームの平均要介護度はほとんどの施設が3以上であり、介護1・2の方々の施設入所は現実味に欠けるような感じがしています。


要支援(予防事業)にいたっては今の介護保険では丁寧すぎた(子ども扱い?)ように感じます。

利用者負担の2割負担もその方々の年金額じゃなく資産等も配慮されその能力に応じての負担になるような議論がされているようです。ただ、これは何処に線を引くかは懸念されますけど。


改正の理由とすればこれからも益々介護が必要な高齢者が増え、それを支える人たちが少なくなり(生産人口)、予算に無理があるということなんですね。


だから、高齢であっても一定以上の収入のある方々はきちんと負担をすることが必要になるわけです。高齢者の医療制度はすでに3割負担・2割負担というものが以前より取り上げられ介護保険もそれを追いかける形になっています。


介護保険の目的のひとつに「自立支援」があります。


しかし、それらが介護保険サービスという名の「過保護的な介護」であったのではと想います。


多少の障壁は生きていくうえで力になる。

「してもらう」喜びと「自分で出来る・判断する」喜び、どちらを選びますか?


人が本来持っている「力を信じる」ことがこの超高齢者社会で我々が人間らしく生きるひとつの術ではないかと思います。


私?私はいくつになっても現役でいたいなとおもいます。


介護用ベッドから「今日はテキスト何ページを開いて」「かいご・ふくしとはねぇー」っと講義するのが目標です(=⌒▽⌒=)