シチリア料理のお店「トラットリア ニコ」へ
シチリア州エトナの「テッレ・ネーレ」のメーカーズランチに行ってきました。





テッレ・ネーレのオーナーで醸造家のマルコ・デ・グラツィア氏と!


嬉しすぎますキャハハ


シチリア州エトナのカリスマであり、イタリアに革命をもたらした人物です。


バローロ地区をはじめ、イタリアの偉大なワインをうみだし一世を風靡したバローロボーイズの中心人物なんです!







そんなマルコ氏が造るワインとシチリア料理のペアリング。

楽しみすぎます!


席次をみたら・・


マルコ氏と同じテーブル!!
すぐ目の前!キャハハ





お食事の前に、エトナの気候や土壌についていろいろとお話をしていただきました。


年に10回は噴火するというエトナ山


ブドウに火山灰の影響はないのか?という質問に、火山灰は上にいくので灰が落ちてブドウについても灰はもう冷たくなっているそう。
影響はないみたい。


それに、火山灰土壌は農作物農作物香りを高くしてくれるんですって!


いよいよ席についてエトナワインとシチリア料理のペアリングがはじまります。





シチリア風 前菜の盛り合わせ

どれも美味しい!

合わせるワインは、

エトナ・ビアンコ/テッレ・ネーレ'16白ワイン

ブドウ品種は、カッリカンテ60%、カタラット25%、グレカニコ10%、ミンネッラ5%


ミネラルが豊富でしっかりした酸があります。
シチリアといえば果実味たっぷりのワインを思い浮かべてたら、キリッとした酸がありすごいきれいでした。想像していたシチリアの白ワインと違う!







 

シチリアの名物ストリートフード「パネッレ」

ひよこ豆の粉を練って揚げたもの

パニーニに挟んで食べることも多いみたい!





イワシとウイキョウのブガディーニ

これには、ロゼワイン

エトナ・ロザート/テッレ・ネーレ'16シャンパン

淡いきれいな色~

ブドウ品種は、ネレッロマスカレーゼ98%、ネレッロカプッチョ2%

さくらんぼの香りに心地よい酸。
果実味と酸のバランスがとってもいいロゼワイン。






わっ!すごいボリューム!!


週末になると人数分を作ってみんなで分けて食べるシチリアの家庭料理なんですって。


ひき肉、ニンジン、グリンピース、チーズ、バジルなどを入れたトマトベースのソースとアネレッティというリング状のパスタ




アネレッティ お肉のラグーソース

これに合わせるワインは、

エトナ・ロッソ/テッレ・ネーレ'15赤ワイン

ブドウ品種は、ネレッロマスカレーゼ98%、ネレッロカプッチョ2%   

ネレッロマスカレーゼは、ネッビオーロみたいに色が薄くネレッロカプッチョは色が濃いそう。

結構しっかりした濃い色合い。
熟した果実とほんのりスパイスの香りがします。きれいでとても上品な味わい。
シチリアワインと思えないエレガントさ!!




ファルソマーグロ

これに合わせるワインは、

エトナ・ロッソ"サン・ロレンツォ"/テッレ・ネーレ'15赤ワイン

ブドウ品種は、ネレッロマスカレーゼ98%、ネレッロカプッチョ2%

わぁ~!まるでブルゴーニュ!!
エレガントで繊細!柔らかなタンニン。
余韻も長いです。

これは、ブラインドテイスティングで出されたらシチリアワインって分からないわ。。





神戸牛が出てきました!




カンノーロ




あれ!メニューに書いていないワインが出てきました。

エトナ・ロッソ プレフィロキセラ/テッレ・ネーレ'15赤ワイン

うっとりするような素晴らしいワインでした!!!
 






みなさんと!!



たくさんのことが学べて、とても楽しいひとときでした。


2000年以上もの歴史をもつ生産地エトナ
ワインと歴史はきってもきれない重要なもの。
もっと世界の歴史についても勉強したいと思いました。