東北復興支援のイベントで見つけたおもしろい一品です。
山田せんべい、といいます。岩手県山田町の特産品。山田町は宮古市と釜石市の間くらいの海辺の町、のよう(→山田町)。
 

なんとも初めて見た不思議なお煎餅で、直径は20センチほどもあるでしょうか。グレーの色も珍しいし、この大きさも、軽さもあまり見かけません。ぱっと見は中華のえびせんの巨大なの、といった感じ。材料を見たら、確かにえびせんの親戚でした。お米の粉のふかふかお煎餅。えびの代わりの風味が胡麻、なんです。このグレーの色は黒ごまの色。余分なものは何も入っていない、シンプルで優しい味のお煎餅です。
 

お煎餅といっても、とっても食感も軽いので、そのままいただくだけでなく、粗く割ってサラダやエスニック風の味付けご飯などのトッピングもいいなぁ、って思いますし、和風のだしかけごはんやぶっかけうどんなどのトッピングも素敵そうです。
地元ではこの焼いたタイプのほかに、生タイプがポピュラーらしく、生でも食べられるようですし、お餅タイプもあるよう。さらに今は、山田せんべい風味のロールケーキやら、アイスやらも登場している模様。今度ぜひ、岩手銀河プラザで物色せねば!