今年も夏限定のおじちゃんがやって来た。 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

旧い建物だらけのパリは
年がら年中、工事中。
こちらも外壁修理だかなんだかで
足場が組まれています。
ひよざえもん やったね
足場〜クラッカークラッカー

こういうごちゃっと組み合わさったものに
強烈にときめきを感じるわたし。
あそこに渡ってもっといろいろ見たい…キラキラ
でもフランスクオリティは信用ならないので実際に招待されても乗らない←いや誰にも呼ばれていないけど

ロックダウンでさんざん在宅して
中には休みだった人もいるのに
フランスバカンスバカンスやほーい
と、フランス人は例年通りバカンス中。
そしてロックダウン中に
ずっとアパートを管理してくれていた
うちのアパートの管理人さんも
夏休みに入った模様…

というのも、7月のある日。

〜♪
アパートのあちこちから
〜♪
時折口笛が聴こえて来て
〜♪

ひよざえもん やったねあ、おっちゃんが来た

と分かるのです。

おっちゃん=代理の管理人さん

管理人さんが夏休みの間、
代わりに管理業務をしてくれるムッシュ。
いつも口笛を吹いているので我が家では
くまひよざえもん やったね口笛のおっちゃん
と呼んでいます(勿論うちの中だけで)。

おっちゃんは
館内を掃除する時もキラキラ
中庭に水撒きする時もアセアセ
ゴミを移動する時もあしあと
いつでもどこでも〜口笛付き♪

背はあまり高くなく、声は高め。
中東系のビジュアルで目が大きくて
以前、ちょっと話したときに
アップ結構おしゃべり好きな人懐こいおっちゃん
というイメージだった、のですが…

管理人室には2つドアがあり
1つめのドアを開けると荷物置きスペースで
2つめのドアを開けると事務室風(たぶん)。
※入ったことはないので目視

で、いつもの管理人さんは
作業中以外は奥の事務室にいるので
1つめのドアについているグッド!ブザーを押すと
フランスはいはい
と出て来てくれます。

しかし

口笛のおっちゃんは
なぜか奥の事務室ではなく
手前の荷物置きスペースにある椅子に座り
ドアの横にある窓から

目ずーっと入り口を見ている

この荷物置きスペースは
アパートの共有のエントランスの
真正面にありまして
つまり、アパートのエントランスから入り
ひよざえもんそのまままっすぐ進んでいくうちに
ひよのしんあれ、なんか真正面から視線を感じる…
目が悪いのでよく見えず
1番奥にあるエレベーターに乗るために
さらにずんずん進んでいったところで

目じーーー


ひよのしんハッはっ!


おっちゃんがガラスの向こうから
しかも何かの台の隙間から
じっとこっちを見張っている目

…ということに気づくのです。

いつもわりとにこやかなのに
隙間からにこりともせず
目じーーーーー
とこちらを見ているのはなかなか結構
ドクロこわい汗

そのまま特にリアクションなく
前を横切るのが毎回心苦しくて
^ ^ ちょっと微笑む 
^ ^ ちょっと会釈してみる
試してみたけど特に反応なし。
やはりそんな文化はないからか??

ここはひとつ
パー手を振ってみる
ウインクウインクしてみる
ウシシでかい声で挨拶してみる

…私たち仲良しなわけじゃないから
どれもハードルが高い汗
そして何もリアクションがなかったら
激しく気まずい汗汗

しかし彼は入り口を
文字通りまっすぐ見張ってくれているから
くま任務を全うしてくれとるやん
ひよのしんそれはありがたいんだけどさあー
T君が帰宅する頃には彼はいないので
その目無言の目ビームは未体験らしい。

今のところ、目ビームの圧に耐えきれず
何となく横を見たり上を見たり下を見たり
ビームから目を逸らしていますが
事務室の横にエレベーターがあるので
必ず接近しなくてはならないのは
まあまあスリリングメラメラ

一度、ビームを避けようと
通路を目一杯使って端を歩いて見たけど
最終的に目の前まで行かなきゃいけないから
あんまり意味なかった→逆に怪しい人

ひよのしんやっぱ一度手を振ってみようかなあ


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