ボジョレヌーボー解禁、日仏の温度差。 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

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2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

日本で今年のボジョレ・ヌーボーが
解禁されました。
時差の関係上、日本は解禁世界最速赤ワイン
くす玉が割られたり、例年通りの華々しさ。

過去のバブル期の映像が流れて
新幹線前ボジョレ・ヌーボー電車で乾杯赤ワイン
サンダルウサギの耳にハイレグ水着のお姉さん赤ワイン
椅子ギラギラしたおっちゃん赤ワイン
アップコスプレ女性たちによるワインツリー赤ワイン

目…思わず息を呑む衝撃映像


なぜ日本人は
ボジョレー・ヌーボーに狂喜乱舞するのか
この季節になると毎年疑問でしたが
フランスパリに来てますます疑問に…

相変わらずフランス人は
フランスボジョレ・ヌーボーに興味なし
フランス人にとってワインは
寝かせてこそ味わいが出るもの赤ワイン
なのにたった6週間の熟成で飲むなんて!
叫びうーらららら
…ということらしく
ボジョレ・ヌーボー解禁は
大して話題にもなりません。
フランス日本人は何であんなに大騒ぎするの?
と訊かれたことがあって
日本日本人はイベントが好きだから
と答えたのですが、今思うと
フランスなんで赤ワインをイベント化するの?
って意味だったんだろうなー汗
しかも、自国ではなくフランス産ワイン。

一応パリのワイン屋さんにも
赤ワインボジョレ・ヌーボーあります
というポップくらいは出ていますが
誰もくす玉なんて割らない…クラッカー
ワインツリーもしない…赤ワイン赤ワイン赤ワイン
解禁電車も当然走らない赤ワイン赤ワイン赤ワイン赤ワイン

日本ではこのまま恒例行事として
クラッカー華やかに毎年お祝いするのかしら?


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