ポルト 5日目「世界一美しい、と言われる本屋へ行く」 | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

「広い」とか「高い」とか
数字で表すことができるものには
王冠1世界一という称号
が付いても
へーそうなんだ!と思いますが
「世界一美しい」となると
え、ほんとにそう?他には無い?
と若干の疑いが生まれるのは
美の基準は物差しで測れないから…だと
思うのですがいかがでしょう?
そういえば毎年発表される
「世界で最も美しい女性100人」
最も、と言いながら100人挙げているし。

だから、世界中に数多ある世界一の●●には
王冠1世界一と言われるもの、の一つ
という表現に少し逃げ道がある場合があり
前置きが長くなりましたが…
こちらもその1つ、そしてクイズの答え。
世界一美しい、と言われる本屋の1つ
Livraria Lello & Irmão
レロ・イ・イルマオン)

もともと「世界一美しい本屋」
を目指してデザインされ
今の場所で営業が始まって100年以上経つ、
ということなのですが
入るにはなんと入場券が必要。
繰り返しますが、本屋さんです。

チケットは本屋さんの並びにある
ギフトショップの地下で発売しています。
グッズもたくさんありますねー。
ちなみに入場料は5ユーロ、
本を購入すればバックされるそうな。

どんなに観光客が多かろうが何だろうが
本屋さんであることに変わりないので
入り口スタッフは妙にテーマパーク的ですが
書店員さんは黙々と仕事をしていました。

世界一クラスの美しさ  というのは
もちろん、映え系 でもあるので
どれだけ映えるものなのか
そりゃ一目見てみたいというもの。
そして、ここを有名にした理由の1つに
ハリポタ作者のJKローリングの存在も。

彼女がポルトガル在住時に
この書店によくきていたそうで
ハリーポッターが書かれたのは
ポルトガルを去って以降ですが

空間の雰囲気、本棚、正面階段などなど
ハリーポッターを書く際に
ここからも着想を得たのではないか?
と言われているんだそうです。

たーしーかーにひらめき電球
このネオゴシック調
特に映画を観たことがあると
「あ、これはあそこっぽい」
と思い出す箇所がいろいろあります。
そんなわけで、1階奥には
ハリーポッターコーナーもあったりして。

1番分かりやすいのは、この階段。

劇中に登場するあの階段に、似ています合格

みんな写真を撮りたいから
1ショットのために下から撮影中。
これを上から見ると…
…すごいことになっている汗汗

2階奥には所蔵コーナーや
これは星の王子様の展示ですね。

そしてこの混みっぷりでも
本を買いたい人はたくさんいて
見学、買い物、自撮りでぎゅうぎゅう。

1階から見上げたら
ザ・カオスメラメラ

そしてレジでは書店員さんが淡々と業務中。

ん?家計簿?

私たちが行ったのは冬休み期間なので
もっと空いている時もあるはず。
人疲れしましたが汗汗
一見の価値はあるかと思います。

この正面階段をはじめ店内の詳細は
ググるとたくさん出てきますので、参考に。
※人がいない状態の店内がわかります

入場料とって大混雑して、ここをつくった人はそんなつもりなかったんじゃないかなあ…
と、T君。
こちらが創設者、レロさん。

実は入場料が必要になったのは最近で
店舗の修繕費に充てられているらしいよ
ああ、それなら納得。傷むもんね。

きっとレロさんもここまでになるとは
思っていなかっただろうなあ。


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