パリのバスやメトロにも
うわー、ぎゅうぎゅう詰め!
わー
乗れるかな?
みたいな満員状態があります。
だいたいが通勤ラッシュですが
何かイベントがあった時も
あ、きたきた…
うわー、いっぱい
乗れるかなー、見送ろうかな…
ということがあるのですが
ホームから車内を見ると
あれ?
奥の方に立つ人はいなくて
まだまだ入れそうな感じ。でも、
ドア付近は人でぱんぱん
もっと詰められるよね?
でも、結局ドア付近の人が
ちょっと降りて、そこに詰めて
…うーん
見送って次を待つ…
絶対にもっと詰められるはず
ただメトロの場合、
奥に詰められないのには
ちょっと理由もあって
古い車両の場合、
奥にはこの3シートが
向かい合わせになっていて
間に隙間はあるんですが
この幅のサイズしかなく、狭いのです。
しかもこのゾーンにはつり革なし。
とはいえ、車両真ん中辺りにある
つり革的なものといえば
これだけ。すごく背が高い人用。
あとは椅子の角を掴む、または
ドア付近の手すりを掴むしかないのです。
というわけで3シートの場所は
「つり革ない」「狭い」という理由で
どんなに混みあっていても
立っている人がとても少ない、らしい。
(たまに立っている人もいますが)
でも、それ以前にフランス人は
人との距離はすごく近いのに
バスや電車で詰めない
または詰めるのが下手
だと思うのです。このことは
在パリ日本人の間でもよく話題になります。
なんといっても私たち日本人は
満員電車大国
(自慢にはならないが…)
とはいえ、
すごく長くパリに住んでいる日本人でも
絶対にもっと乗れる…
とぶつぶつ言っているので
感覚的な問題?習慣的な問題?
ついでに、バスについても。
バスが混んでくると
次の乗客が乗ってきた際に
奥の方へ詰めてくださいー
みたいなことを運転手が言って
ずるずるずる…
と全体がちょっとずつ詰めたりはしますが
…全然まだいける
これも奥の方が
段差になっていたり
狭くなっていたりすることにも
起因しているとは思いますが
どう見てもみんな余裕な感じで
ゆとりがあるよね?
と思うのは私が日本人だから?
ちなみにメトロ1番線は車両が新しく
たくさん人が乗って来ても
人が立ちやすい造り
になっているのですが、こちらも
あれー、混んでいるね
と乗り込んでみたら
全然余裕あるじゃん…
パリあるあるだよね
日本人は、人と接する際に
一定の距離を取ろうとしますが
ヨーロッパの人は他人でも
常に近い
でもなぜか、バスやメトロでは
あんまり詰めない
わざわざぎゅうぎゅう詰めになってまで
移動したくないわってことなのだろうか?
日本人にしてみると
勝手だなー
詰めるセンスないんじゃないの
周りのこと見てないんじゃないの
と思いますが、そのわりに
席はさっと譲るので周りは見ている…
もしや、治安的な問題もあるのかも?
でもやっぱりもうちょっとうまく
空間を使えないかなーと思うのは
やっぱり日本人だからなの?