だから、レシートを出せー!! | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

箱ティッシュにたどり着き

6つ抱えてレジへ行った私。

通常のレジが混んでいたので

バーコード(白地)セルフレジへGO~

 

箱をピッピッと当てて

ひよざえもんさ、会計…

あれ、現金が入らない。

これは頼まれた買い物だったので

預かった現金で精算したいんだけど

ユーロお札が… 入ら…ない汗

もしやこれは、カードオンリー?

 

近くにいたセルフレジ担当の女性に

ひよのしんすいませーん!

これキャッシュが入らないんだけど…

と伝えると

フランスああ、そこはカードだけよ

と言いながら

見えない場所に置いてあった

「カードオンリー」

のポップをぐいッと前に出した。

ひよのしん

 

ポップは

見える場所に出しましょう。

 

そんな場所に置いてあったら

気づくわけなかろーがっむかっ

 

ひよのしん現金で精算したいんだけど

フランスでもここ、カードオンリーだから

ひよのしんだってそれなかったし

フランスカードないの?カードオンリー

ひよのしんありますよ、ありますよーだ←日本語

カードを出すと

フランスあるじゃない、はいココ

 

こんなんでいちいち怒っていたら

ハートが持たない イン パリエッフェル塔

と思いつつムカついていはいる

 

まあいいや。

これでレシートもらって精算すれば。

 

すると、、、レシートが出てこない?

ひよざえもんあれ?

おかしいなー、精算が済むと

レシートが出てくるのに。

ひよのしんおーい…

レシートが出てくる場所をのぞいてたら

レジが最初の画面に戻っちゃった!

叫びレシートは?!

 

再び、件のマダムを呼んで

ひよのしんレシート出ないんだけど

というと、ああレシート?と言って

レジを開けてみたら、紙詰まり。

しかも、結構前から詰まっていたみたいで

ぐちゃぐちゃのズタズタになってて

ひよのしんえ、私のないの?

と訊ねると

マダムはぐちゃぐちゃのを開きながら

フランス何買ったんだっけ?

ひよのしんクリネックス6つ

フランスああ、そうだったわね、えーと…

 

ぐちゃぐちゃな紙を

フランスぐちゃぐちゃぐちゃ…

さらにぐちゃぐちゃに引き出すフランス人。

ひよのしん

私が言うのも何だけど

ときどき欧米人の不器用さって

想像を超えるときがある汗

 

フランス13ユーロくらいだったっけ?

ひよのしん13.14ユーロかな

で、ぐるぐるのレシートを見て…

フランスないわ

ひよのしん…は?

 

ないわ、じゃなくてっ!

 

↓ここから英仏語混在

ひよのしんいや、ないと困るんだけど!

フランスだってないもの

と、お手上げポーズ。

ひよのしんないと困るんです!

フランスでもないから

ひよのしんレシート出してください!

フランスあ、それならあっちよ

 

え、あっちで出してくれるの?

カスタマーコーナー行けばいいの?

 

ひよのしんあっちでレシート出してくれる?

フランスええ、あっち

だったらよかったー。

で、カスタマーコーナーへ行き

ひよざえもん やったねここでいいんですかー?

とマダムに呼びかけると

フランス出口はそっち!

ひよのしん

 

いつ私が

「SORTIE」(出口)って訊いたのさむかっ

っていうか

「レシートください!」

とずーっと訊ねているお客が突然、

「出口はどこですか?」

なんて訊くわけなかろーがむかっ

しかも入口と出口が隣り合わせで

出入り口が一ヶ所しかないスーパーで

訊くわけなかろーが!!


 

あー、もしかしたら

領収書出して、の「出す」が

「出口」と解釈されたか…汗汗

 

でも、領収書が必要!

っていっている真っ最中に

「出口どこ」とか言わないよね普通。

 

おばちゃん・・・

・・・ショックさっきのバイト君と大違い汗

 

でも、機械で処理しているから

履歴が出せないわけがない。

ここまで来たら

絶対にレシート出してもらうドンッ

 

再び彼女のもとへ行き

ひよのしんどうしてもレシートが必要なの!

と、ぐいぐい押す。

フランスはーーー

ひよのしんレシートください!

フランスわかったわ。付いてきて

クラッカーおー、メルシーボーク!

 

いや、まだ気は抜けない。

ついて行っても結局

フランスやっぱり無理です、さよならー

とかありえるありえる。

 

彼女が近くを歩いていた

カスタマーコーナー担当(たぶん)の男性を呼び止め

バーコード(白地)ことの次第を説明

一緒にさっきのレジへ戻り

彼が社員証をかざしてボタンを押すと

本日の履歴がざーっと出てきたクラッカー

チューリップ赤ああ、ここを押すのねー

と、おばちゃん。

ひよのしん

 

知らないことがあったら

最初から誰かに訊きましょう。

 

でも、どうやらここからは出せないらしく

ひよのしん手書きでもいいけど…

と小声で言うと、男性が

フランスこちらでやるから付いてきて

ひよのしん出せますか?

フランスはい、出せますよ

 

これはかなりの手ごたえがバレエ

 

振り向いておばちゃんに

ひよざえもん やったねどうもありがとうー

フランスどういたしましてー

 

特に嫌な顔もされないのは

私よりもっと怖いお客さんが

いっぱいいるから、だと思う。

 

その後、カスタマーコーナーで

男性がPCでカチャカチャと操作し

フランス2分、お待ちくださいね

と言って、彼は2階へ行き

フランスはい、どうぞ

A4版に印字したレシートの写しを

持ってきてくれました。

ひよざえもん やったねメルシーボークー!

 

…勝った・・・泣 

 

誰に、ってわけじゃないけど

多分、最初におばちゃんが

「レシートないよ」

といったとき諦めたら出てこなかった。

そう、ここに外国生活の掟が。

 

諦めたら終わり。

黙っていたら負け。

 

日本人の苦手ジャンルだけど

言えばなんとかなることなら

主張しないとダメなんだなー。

 

ああー

 

・・・ショック大人の階段昇ってばかり…インパリ

 

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