悲劇。髪を全力で引っ張られる@バス | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

バスに乗っていたらバス

2歳くらいの男の子とお母さんが…
いや、お母さんではないな
少し年配だったのでおばあちゃん、
もしくはベビーシッターさんかも。

片手にベビーカー、片手に男の子を抱っこして
バスに乗ってきた。

女性はベビーカーを置いてから
男の子と一緒に、私の後ろの席へ。



バスぶーん…


しばらくすると、突然
 
後ろから髪の毛を引っ張られたメラメラ

「いたた…」と思ったのは一瞬ですぐに

髪を束で力いーっぱい!
引っ張られた!!




ドクロいだだだだだ


すっごく痛いっていうか
抜けそうな強さ叫び

でもきっと後ろの子供だろうから
すぐに大人がなんとかするだろう汗
こ、子供だから仕方ない…

手綱ゆるまずドクロ


小声で「いだだだだだだ」
と言い続ける私。めっちゃくちゃ痛い!
ちょっと!
おばあちゃんだかシッターさんだか
早くやめさせなさいよっ!

と思ったら、さらにもうひと束
力いっぱい引っ張られたドクロ


ほんとに幼児の力かと思うほど痛い!
いや、幼児だから加減がわからないのか?!

もうこうなれば私が何とか…
でもあまりに強く、大量に引っ張られて
私が下手に動いたら
マジで抜けそうドクロ

いやー!後頭部から
髪ごっそり in Paris とか無理ー叫び


後ろの方に何人か座っていたけど
他人の家の子供他人の髪を引っ張ったら
助けてくれるものなんだろうか??

いや、誰でもいいから
助けてー!!抜けるー!!
めっさ痛いー!!

ああ、私の髪がセミロングじゃなければ!
髪を縛っていれば!
いや、縛っていたらそれを引っ張られたか?



…で、ようやく手が離されて
私、前に頭をぐったり下げる…


ドクロい、い、痛かった…


あまりの痛さに耐えたので
顔を真っ赤にしながら振り向いたら
女性が
えーんオーマイガー
みたいな、手を自分の顔にあてながら
えーん何てことー
みたいな感じ。少なくとも
謝罪の言葉は聞こえてきていなかった。
でも子供がやったことだし
だからいいってわけじゃ全然ないけど
ドクロオーケー、アイシー
と返す私。 そうよね…
あなた頭にムスリムの布巻いているから
髪、引っ張られないわよね汗

でも、ソーリーでもデゾレーでもいいから
ちゃんと謝って欲しかったわドクロ


この時バスがとまり
降りようと後ろから歩いてきたマダムが
サングラス越しに
男の子と女性を無表情で見つめていた…


しかし…


こういう時ってどうしたらいいんだろう?
もし席の隣の人が同じように
すごい勢いで髪を引っ張られていても
私は他人の子供にどうこうできないよなあ。

うーむ…


とにかく痛かった…そして
抜けなくてよかった


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