先日、タクシーに乗って
思ってもいなかった
おじいちゃん運転手さん
「●●まで行ってください」
「はい?」
「●●の交差点、ご存知ですか?」
「え?ああハイハイ、知っていますよー」
おじいちゃん、声はデカイが
微妙に滑舌が悪いので
いまいち聞きとりにくい
とりあえず、タクシーぶーん
「日本人?」
「ハイ、そうですよー」
「コンニチワ、サヨーナラ」
「ハイ、コンニチワ」
「アリ…アガリ…んー?」
「ああ、はいはい、アリガトウ」
「おお!アリガトウ!」
あー…出たわ。
お話し好き運転手パターン…
そして、
やはりそこから質問攻め
韓国に住んでいるの?
いつ来たの?
ダンナさんは韓国人?
学生さん?
どうして韓国語できるの?
結婚しているの?
子供はいるの?
云々…
まあ、よくあるパターンですが
日本ならこんな個人的なこと
絶対聞かないだろうな~
ヘタしたら訴えられるよ~
…と思いながら質問に答える。
でもおじいちゃんだから
私の答えがときどき
彼の予想外だったりすると
ええっ!?なんですと!?
と、驚いていちいち振り向く。
もちろん運転中。
もー、やめてよ
で、おじいちゃんの話が
ときどきよく聞こえないので
運転席の方へ身を乗り出しながら
ずーっとしゃべっていたら
酔っちゃった
うぅぅ…気持ち悪い…
しばらく無言で休憩
今度はノドがイガイガ
ゲホゲホゲホっ
と咳をしていたら
おじいちゃんがデカい声で
「風邪ひいてるのか!?」
「ノドがちょっと。でも飴があるので大丈夫^^」
私がポーチをごそごそして
アメを取り出そうとすると…
赤信号でおじいちゃんも何やらごそごそ…
…何探してるの?
するとおじいちゃんが
右手にアンプルみたいな
小さい茶色の瓶を握り(もちろん運転中)
後部座席の私に向けて
「これが効くんだ!●●●●!」
と商品名を叫ぶ。
「は?もう一度…」
「●●●●!」
滑舌が悪いので、よくわからん
「●●△●?」
「ちがーう、●●●●!」
ま、いーや。
「これは風邪や熱にも一発なんだ!」
へー!ということは、私にくれる…
プシュっ
ごくごくごく…
…。
ぷはーっ
くれないんかい!
びっくりして見ていたら
大変満足そうにひと言、
これでOK!!
と、ビニル袋に瓶を捨てる。
っていうか、おじいちゃん
別に風邪でも熱でもないよね…
今の流れなら私にくれるよね?
なんか悔しくて
アメの匂いをぷんぷんさせて逆襲
本当はおじいちゃんにも
あげようと思ってたけど
あーげない。
おじいちゃんは
私に「これがオススメ^^」
と見せてくれたってことなんだろうけど
客商売としては
あまりに惜しかった…
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