先週の怒涛の1週間。
「ロシア民謡の「1週間」の歌を思い出しましたよ~☆」
という素敵なコメントをいただいたので
私も…
「金曜日は前歯が落ちて~」
と歌いながら
そのことを書くつもりだったのですが
昨日、観に行った映画について
まずはどうしても書きたくて
観に行ったのは、こちら↓
主演:イ・ビョンホン
場所は明洞にあるロッテシネマ
ロッテデパートの隣です。
ここでは日本語字幕付きで
韓国映画を上映するサービスがあって
ただいま、こちらの映画がその対象作品
観光公社で招待イベントに
応募して 当たって
行ってきました。
自慢じゃありませんが
イ・ビョンホンにまったく興味がないワタクシ
別に嫌いというわけじゃなくて
作品を全然観たことがないから
「演技が上手」とか「かっこいい」とか
そういうことも、なんの感想もナイ。
以前いただいた
「直筆サイン入りポストカード」は
ファンの先輩にあげちゃった
先輩曰く「あの人はね、もうだから」
神なの…。
あとNちゃんのママの一件もあったな…
でも、この映画を観に行った友達が
「イ・ビョンホンが、すごくいい」
と言っていたので
機会があれば観たいな、と思っていたのです。
ストーリーはいたって単純。
朝鮮光海君8年。権力闘争まっただ中
家臣からの毒殺を恐れる王・光海は
自分と瓜二つの賤民を自分の影武者に
その影武者が王座に就いた、15日間の物語。
映画が始まってすぐに
「ああ、こうなるんだろうなー」
と、展開が一気に読めてしまうほど
歴史ものでありながら、内容はわかりやすく
人間関係も単純明快
見るからに悪人が悪人
善人が善人 三枚目が三枚目
だから、歴史ものでも
「娯楽作品」として誰もが楽しめる仕上がりで
「あの人だれだっけ? あれ?あの人は?」
という混乱が起きないので観やすい^^
ただ逆にいうと
「内容にイマイチ奥行がないなあ…」
という感じになってしまう、ともいえるのですが
それをぐぐっと魅力あるエンタメに引き上げたのが
イ・ビョンホン
の力、だったような気がするのですよ
イ・ビョンホンといえば
歯が真っ白で笑うと新庄みたいで
キスの演技がすごい女優キラー(?)
スーツを着て撃つ
スーツを着て走る
…くらいのイメージしかなかったのですが。
映画が終わったとたん
「ちょちょちょちょーっと」
「イ・ビョンホン!」
うまいねえ!!
「私に言わせて」
「まずはオレが」
と、話が止まらなくなるほど
我が家、すっかりイ・ビョンホンの
とりこ
というのも。
王と影武者の二役を演じているわけですが
冷酷な王として最初に登場し
そのあとおチャラけた賤民として登場、したとき
あれ、似てるけどイ・ビョンホンじゃない?
と思ってしまったほど
絶妙な表情を使い分け、まるで別人のよう。
ま、韓国を代表する俳優さんだから
そのくらいトーゼンなんだろうけれど
我が家にとっては
はじめましてイ・ビョンホン
くらい、ちゃんと作品を観たのは初めてだから
持っていた数少ないイメージなんて
あっという間に、こっぱみじんこ。
よく知らなかったから
「へー、こういう演技をするんだー」
と見入ってしまった、ということもあるかもだけど
常にキメキメな感じ、ではないのね(当たり前か)。
ベタな展開にもかかわらず
絶妙な間合い、別人のような表情、
そんなイ・ビョンホンにガッツリ気を取られ
「ちょっと感動とかしちゃったしー」
…私たちって。
中国映画や韓国映画で私が苦手な
「下品な笑いをひっぱる」
「滑稽なシーンを気持ち長くまわす」
というところが何カ所かありましたが
それは、文化だから仕方ないんだろうなー。
ところで今日ニュースを観たら
韓国での観客動員数が1000万人突破したとか。
ほんとか? でもそうらしい。
ソウルではロッテシネマで
火曜の夜、土曜の午前に日本語字幕で上映中^^
もし日本公開されたら、ぜひチェックを