韓国での公共交通手段。
地下鉄
バス
タクシー
地下鉄＆バスは
30分以内に乗り換えれば
ずっと初乗り料金（約９０円）
バス大国なので
あちこちをくまなく網羅しているし
大通りにはバス専用レーン
があるので
時間帯によってはタクシーより
バスを使ったほうが早かったりします＾＾
そして多用されるタクシー
ものすごい数が走っていても
電車が終わってしまった夜中には
大争奪戦が繰り広げられます
タクシー乗り場があれば
みんな並んで待つけれど
「だいたいこの辺」
的な乗り場だと、早いもの勝ち
というかソウルはほとんどが
この「早いもの勝ち」合戦
去年の冬には体をはって止めようとした人が
タクシーにはねられたとか、、、
私も厳寒のソウルで
このタクシー大争奪戦に参加して…
見事、敗北した経験あり
頭皮も凍りそうな寒さだったので
このままでは死んでしまう…
と
一緒にいた友人のホテルで
朝まで暖をとらせてもらいました…
こちらでは
タクシーとして登録していても
基本的に「個人タクシー」なので
夜なんて、運転手の行きたい方向じゃないと
「そっちいかないから、乗っちゃダメ」
とか、ヘーキで言われます。
「はあーーー！？」
とか怒ったところで乗せてもらえないから
ひと言文句は言い残すけれど
さっさと次を探す。
でも以前、旅行に来た友達とスパへ行き
これまた極寒の中、しかも湯上り
すぐ近くの我が家と
反対方向の友人の宿泊先。
２ヶ所まわってもらいたい…
しかし夜中だったので
次々と「乗車拒否」
一度乗ったのに
行き先を告げてから下ろされる人も。
凍っていくアタマ。
凍っていくハナミズ。
最悪の状況
ツヤツヤの顔のまま
私たち、ソウルで死んでしまう…
それだけはいやーーー
…という悲惨な思いが通じたのか。
助手席から首を突っ込んで叫ぶ私。
「●●経由で●●へ行きたいんですっ！」
「あー…」
「ダメですかっ！？」
「うーん…」
「ダメですかーーっ！？」
「いいよ、乗りなさい＾＾；」
と、一台のタクシーが
ちゃんとボったくることなく
乗せてくれました。
ありがとう、おじさん。
この乗車拒否問題。
一応、問題になっているらしく
江南駅周辺の数ヶ所では
取り締まりが行われています
乗車拒否をしたタクシーを
現行犯で捕まえる、というもの
以前、たまたま現場を通りかかりましたが
繁華街のど真ん中なので
目立つ目立つ
※写真データがとんでしまいました、残念
人々がわいわいと群がって見学
取り締まるのは警察官ではないので
大喧嘩が繰り広げられていて
おもしろ…いや、大騒ぎ
でも、みんながそこに集中してしまい
人手が足りなくなって
すぐ近くでは、フツーに乗車拒否してたりして。
だめじゃん
さて、先日の朝のこと
待っていたバスがなかなか来ない。
急いでいたので
タクシーへ乗ろうと、場所を移動。
タクシーが停まる横断歩道のあたりで
「まだかなー、こないかなー」
朝も利用者が多いので
空車がなかなか来ない…
すると、横断歩道の手前で
お客さんが降りてくるタクシーが！
よし、あれに乗ろ…あーーー
私の隣にいつの間にか
大きな男性がいて
私よりもタクシー寄りだったので
あっという間に、乗っていっちゃった…
しまったわ、
もっと車が来る方へ寄って立っていなくちゃ
こういう場合は
一歩でも車に近いほうが勝ち
最初から立っていても立ち位置が悪く、
「わたし、乗りたいのよ！」
という意思表示が弱い人は、負け
ああ、外国って大変。
すると、空車のタクシーが来た
ああっ
またもやぼーっとしてる間に
さっきの位置に新たな刺客がいる！
手を挙げる刺客サラリーマン
…のすぐ後ろで
食い気味に手を挙げるわたし
彼が綺麗な30度の角度で挙げているので
私はさらに斜め45度で猛アピール
タクシー側から見たらきっと
男性の右脇から
もう１つ手が生えているような状態…
しかし、彼の方がタクシー寄り。
見事、タクシーを停めて
歩道から一歩出ようとしたところを…
すんごい形相で睨む私
私のほうが先に待ってたのに！
そりゃ、ポジションは悪かったけど！！
そりゃ、小さいから見えなかったかもしれないけど！
乗りたい乗りたい乗りたい…
すると、
「あ、どうぞ乗っていいですよ＾＾」
「いいんですかーーー！？」
なんと、譲ってくれるではないですか
そうなると、話はべつ。
あんなに睨んでいたワタクシですが…
「ありがとうございますーー！」
と、満面の笑みでお礼をいって
タクシーへ乗り込みました。
彼はいい人だった…
笑顔で次のタクシーを待っていた…
ごめんなさいね、
穴があくほどにらんじゃって
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