この間から
首と肩がコリすぎて、頭痛が
いつもの経絡は
遠くてすぐ予約できないし
東大門のマッサージは
とりあえず予約しないとダメだし
ぶらっと行きたいの
しかも激安でいいの
そんな気分の、今日の午後。
時間があったので
以前、友達が「激安だよ」
といっていた明洞のマッサージへ
場所は「NANTA劇場」のビルの7F
「プラチナマッサージ」(だったはず)
ここ、どう見ても
完全に日本人観光客オンリー
どきどき
お店に入ると、おばちゃんが即
「はい、どのコース?」(日本語)
「いらっしゃい」もなければ
「何名?」もない。
さすが激安、ムダがない。
「えー、全身で…」
「全身ね、はい、前金29000w」
安い、そして回収が早い。
「靴脱いで、コレ履いて」
いわれるまま、スリッパへ履き替え。
「はい、こっちへどうぞ」
どんどん歩いていくおばちゃん。
ものすごい流れ作業だわ!
お客さんは日本人
激安なのと場所柄、次々と日本人来店
連れて行かれたのは
ごっとん、ごっとん
と軽快な洗濯機の音が鳴り響くスペース。
奥には掃除用具とか荷物が置いてあるし
どう見てもここ、納戸だよね?
「えーと…」
「はい、着替えてください。下着はそのまま!」
もちろんですとも!!
っていうことは
こんな大部屋状態のマッサージ店でも
下着脱ぐ人がいるのね…
っていうか、どこで着替えたら…?
するとおばちゃん、
洗濯機スペースの一角に
吊り下げられたカーテンを シャッ
一人分の着替えスペースできあがり
すごいっ、これは斬新!
背後で人が行きかう音や声を聞きながら
短パンTシャツにお着替え。
そして、カゴを持ってカーテンから出ると…
「そちらで、足湯」
「え、どちらで?」
「そこそこ」
…あ。
洗濯機の前にイスが
そして、その足元には
ピンクのたらいにお湯
ま、足湯っちゃ、足湯だわね。
カゴを抱えたままイスに座ると
スタッフのお兄さんがそのカゴを
ひょいっと
洗濯機のフタの上へ
その洗濯機に右上半身寄りかかり
ごっとんごっとん♪
というリズムを感じつつ
たらいに足を入れる私…
ここは家か??
にしても、なんかおかしい。
たらいにお湯でもぜんぜん構わないけど、
この足湯、
この足湯、、
足裏と足指は
かろうじて全部、お湯に浸っているものの
少ないから、どんどん冷めていく~
なんのために浸けてるんだろう…
何度か、行きかうスタッフをチラ見しながら
お湯の量、あってます?
と、喉元まで出かかったけど
〝ま、いっか〟
と、そのまま待機。
しばらくすると、気のよさそうなお兄さんが
遠慮がちにタオルを持って現われ
足を拭いてくれました。
そこから部屋へ移動。
クイックマッサージは別の大部屋らしく
私は「65分」コースなので、3人部屋
穴あきベッドに顔を突っ込んで
マッサージがスタートすると
日本人のおばちゃんたちの声が
韓国語のやり取り聞いてたら
私と同じ65分コースの2人組らしい。
するとふたたび
「はい、着替えてください。下着はそのまま!」
…ええ、ぜひそうしてください。
でも、どこで着替えてるんだろう?
マッサージは、意外とちゃんとしてました。
「痛かったらいってください」
と言われたけれど
弱いと効かないことは知っているので
基本的に、私は「痛い」とは言いません。
しかし…
背中や腰のあと、首にさしかかると
私の首のコリが激しすぎて
コリの塊がぼこぼこ10個くらい出てきてしまい
お兄さんが驚いて息を呑む気配が…
お兄さん、満身創痍の力を込めて…
ぎゅうううううう
今年、一番の痛さ
「大丈夫ですかー?」
「大丈夫です」
ぎゅうううううう
そしてお兄さん、
押すときに息を「すー」っと吐き出す。
呼吸を合わせると、痛みも和らぐし
ツボにもよく効くので
それに合わせて私も震える息で
すっ…すっすー…
もちろん、痛いといえば
弱くしてくれるんですが
ここさえ乗り越えれば快適
ここさえ乗り越えれば快適
と、頭の中でぐるぐるぐる。
途中、痛すぎて
顔に不適な笑みが浮かんでしまったので
なおのこと、お兄さんの力は
弱まる、わけがない。
でも、おかげでコリ、解消。
その後の足ツボマッサージ
久々に、これもすごかった
拷問と思われるほどの
激痛
痛くない所もあるので
悪いところが、確実に痛いわけで
私の体、大丈夫か?
しかし、これにも
耐える、耐える、耐える
もしかしたら
足裏の一部が取れるんじゃないかと思ったけど
取れませんでした、よかった
お隣のおばさんたちは…
開始早々、
「痛いです」「ちょっと痛い」
と次々オーダー
足のパラフィンパックも
これは当然、熱いのがお決まりだけど
「あっつ!」「うわびっくり!」
とナイスリアクション
そのせいか、かなり加減されたようで
パラフィンパックのときは
「これをすると保湿効果があり…」
と、スタッフ懸命の説明。
さて、65分の施術が終わり
「はい、終わりましたー」
といわれて起き上がると…
お兄さんが、違うお兄さんになっていた
いつのまに!?
そういえば、最初の人は「先生」と呼ばれていて
途中で「こっちお願いします」
とか言われてたな。
たぶん、パラフィンパックで交代したんでしょう。
でも、ちょっとびっくりした。
ベッドを降りて着替えのカゴを受け取り
「えーと、どちらで?」
と聞くと、
マッサージルームの片隅に
またもやカーテンレールがついていて
シャッ と閉めれば
一人分の着替えスペースできあがり~♪
そーか、おばちゃんたちも、ここで!
しかし、すごい効率だわ。
どこでも着替えができる、この仕組み。
そして着替え終わってお店の出入り口へ。
おばちゃんが居たけど
「ありがとうございました」とか
「靴はそちらです」とか、一切ナシ
勝手に履き替えて、店を出る
もはや、1つの流れ作業。
でも、ここに来る人は
観光疲れの足腰を、ささっとラクにしたいから
これで十分だろうなー。
もっと短いクイックコースなら、さらに安いし
お湯の量だけは
もうちょい増やしたほうがいいかも…ですが
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