私はこのご時世、車の免許をもっておりません。
なんとなく取るタイミングを逃したというか、取る気がなかったというか。
結婚してから1台目の我が家の愛車は、
兄からタダで譲り受けた「カルディナ」=通称「カール」
多少のお古さ加減はあったものの、
大荷物の運搬や、九州一周旅行も一緒に行ったかわいいヤツ。
カールはある夏の日の夜中、家人が一人で運転中に、赤信号で
「プスン」
と絶命しました。
「いい顔してたよ…」(家人談)
で、次にやってきたのが「プリウス」=通称「プリちゃん」
まさかここまで人気だの話題だのになるとは思わなかった6年前に購入。
こちらも、国内旅行に活躍。
ガソリンが値上がったときは、心なしかプリちゃんが誇らしげな顔をしていたものです。
転勤の場所によっては、いつか車を手放すかもねえ、
と話していたことが、現実に。
1)このまま誰かに預かってもらったとしても維持費がかかるし、
2)駐車場の契約も、切れるものならとっとと切らないと。
3)4月になれば税金も加算されるし、
4)自動車保険は6月まで。
「売ろ」
というわけで、今までぼんやり観ていた車買取のCMが一気に頭に流れ込みます。
ラビットがユーポスへ出かけてTがアップして、
ガリバーが現れてカーチェスして…
…(眉間にシワ)
ネットで、一度に数社の見積もり申込みを送信!
何も知らない私は「適当な見積価格を送ってくれるんだろ」と
相当のん気に構えていました。
ところが…
翌朝9時。
「●●さんお電話ですか?」
「はいはい、そーですよ」
「こちら、☆☆☆(うたい文句)の●●●(社名)ですー」
・・・という電話が、続々。
キャッチホンでばんばんくるので、無視していると、ちょっとしてまたかかってくる。
若干の恐怖に陥る私。
まさに、スキャンダルにあった芸能人状態(昔のドラマじゃないんだから)
ストーカーに追われる人状態(発情期の犬にしか追いかけられたことないでしょ)
エコカーはやはり人気のようで、売って売ってとご連絡をいただくのはいいけれど、
各社、必ず「うたい文句」をつけて社名をいうので、長い。
家人は仕事中電話に出られないけど、
私は仕事中もOKだからと携帯番号を書いたら、仕事中にも携帯にガシガシかかってくるし、
…(ちょっと眉間のシワが深まる)
で、結局、その中の3社が査定に来ることに。
連休中、家人が立会い、査定。
いやー、本当に各社、価格にオドロキの差があります。
結局、その中の1社にお願いすることに。
ひとまず、大物1コ、ご売却、決定。
でも、これで終わりじゃないんです、もちろん。
売り渡すための書類が必要。
ということで、印鑑証明をとりにいかねばー。
ついでに家人のパスポート更新のためのモロモロ書類ももらってこねばー。
あー、家の前に区役所がたっていてくれればー!
(隣の駅だが)
つづく
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