愛車・プリちゃんとお別れ | パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

パリ市民への道〜旧ソウル市民への道〜

2010年春、家人のソウル転勤への帯同で始めた「ソウル市民への道」。あれから5年。今度はまさかのパリ転勤。ボンジュールとピジョン(鳩)しか知らない私が果たしてパリ市民になれるか?いや、なれないかも…

私はこのご時世、車の免許をもっておりません。


なんとなく取るタイミングを逃したというか、取る気がなかったというか。


結婚してから1台目の我が家の愛車は、

兄からタダで譲り受けた「カルディナ」=通称「カール」

多少のお古さ加減はあったものの、

大荷物の運搬や、九州一周旅行も一緒に行ったかわいいヤツ。


カールはある夏の日の夜中、家人が一人で運転中に、赤信号で

「プスン」

と絶命しました。

「いい顔してたよ…」(家人談)


で、次にやってきたのが「プリウス」=通称「プリちゃん」


まさかここまで人気だの話題だのになるとは思わなかった6年前に購入。

こちらも、国内旅行に活躍。

ガソリンが値上がったときは、心なしかプリちゃんが誇らしげな顔をしていたものです。


転勤の場所によっては、いつか車を手放すかもねえ、

と話していたことが、現実に。


1)このまま誰かに預かってもらったとしても維持費がかかるし、

2)駐車場の契約も、切れるものならとっとと切らないと。

3)4月になれば税金も加算されるし、

4)自動車保険は6月まで。



「売ろ」



というわけで、今までぼんやり観ていた車買取のCMが一気に頭に流れ込みます。


ラビットがユーポスへ出かけてTがアップして、

ガリバーが現れてカーチェスして…


…(眉間にシワ)


ネットで、一度に数社の見積もり申込みを送信!


何も知らない私は「適当な見積価格を送ってくれるんだろ」と

相当のん気に構えていました。


ところが…



翌朝9時。

「●●さんお電話ですか?」

「はいはい、そーですよ」

「こちら、☆☆☆(うたい文句)の●●●(社名)ですー」

・・・という電話が、続々。

キャッチホンでばんばんくるので、無視していると、ちょっとしてまたかかってくる。


若干の恐怖に陥る私。

まさに、スキャンダルにあった芸能人状態(昔のドラマじゃないんだから)

ストーカーに追われる人状態(発情期の犬にしか追いかけられたことないでしょ)


エコカーはやはり人気のようで、売って売ってとご連絡をいただくのはいいけれど、

各社、必ず「うたい文句」をつけて社名をいうので、長い。


家人は仕事中電話に出られないけど、

私は仕事中もOKだからと携帯番号を書いたら、仕事中にも携帯にガシガシかかってくるし、


…(ちょっと眉間のシワが深まる)


で、結局、その中の3社が査定に来ることに。


連休中、家人が立会い、査定。


いやー、本当に各社、価格にオドロキの差があります。

結局、その中の1社にお願いすることに。



ひとまず、大物1コ、ご売却、決定。


でも、これで終わりじゃないんです、もちろん。

売り渡すための書類が必要。


ということで、印鑑証明をとりにいかねばー。

ついでに家人のパスポート更新のためのモロモロ書類ももらってこねばー。


あー、家の前に区役所がたっていてくれればー!

(隣の駅だが)


つづく


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