術後1日目 ICUから一般病棟へ | ☆★膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)手術の記録日記★☆

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埼玉在住40代嵐ファンの主婦です。2020年1月に膵頭十二指腸切除手術をしました。この病気が見つかってから手術をするまで、そしてその後の生活の記録ブログです。

2020年1月29日(日付変わって夜中)

術後ICUで意識が朦朧とする中、執刀医のU先生が夜中に回診に来てくださいました。

ぼーっとする中、先生の顔を見た時に
神様?仏様?
後光が差して見えたんですよ。
なんだろうな。
優しくて温かいオーラのようなキラキラ

あれ、本当に安心できたんだよなぁ。
この先生にお願いして本当に良かった(´∀`*)
つくづくそう感じたのでした。

今の時代って患者が病院を選ぶ時代ですもん。
ネットでいろいろな事を調べることも出来ますし、やっぱり自分の今後の人生を託す訳ですから信頼のおけるドクターにお願いするのが1番!!
少しでも不安に思ったりしたら、まだまだ病院なんて星の数ほどあるんだもん。
自分の納得が行くまで探した方がいいです。

私、話しましたっけ?
人間ドック→市内の総合病院→都内の有名な大学病院→都内の有名な大学病院→地方の病院。
このような経緯で今の病院、今の先生にたどり着きました。
もちろん全部自分や家族が調べて選んで受診しました。病院から紹介された訳ではありません。
とにかく納得の行くようにトコトンね。
自分の今後の人生が掛かってるんだもんね!!



めちゃめちゃ長がったICUでの1晩が明けてあせる
やっと朝になりました。
体温、血圧を測ったり採血をしたり。

あ。
そうだ。
目覚めたら身体が管だらけになっていました。
全部で8本かな?(点滴と尿の管も含んでます)

前もって説明は受けていたものの…実際にたくさんの管がぶらさがってるとビックリします。
(そりゃそうだ)
なんだかグロいので直視できません。
(やっぱりね)
と、言うことで写真は載せないでおきますね。
(当たり前)


そして手術後、初歯磨き。
起き上がれないので寝たまま…看護師さんが濡れないようにしてくれて、歯磨き粉付けた歯ブラシくれて。
自分で磨きます。
で、そのままペッというかダラーっと吐き出します。
これ気持ちよかったなぁ。
まだ水分取っちゃダメだからね。
何度か口ゆすぐけど飲んじゃダメよ。


実は、ちょっと飲んでしまって慌てちゃった(笑)
「ちょっとなら大丈夫ですよ」って優しく言われました。
動けない身体を介抱してもらっているからなのか?
とにかく看護師さんが優しくて優しくてありがたかったです。
マジ天使に見えましたキラキラ←実際はおじさん(笑)


ここで若い女性の看護師さんが2名。
ん?
夜勤と交代?
あ、身体を拭いてくれるからなのね。
2名で温かいタオルで身体を半分ずつ拭いてくれます。
えぇ、そりゃ恥ずかしいです。
40代でも恥じらいはあります。
娘のような子にありとあらゆる場所を拭いてもらい。
準備しておいた新しい下着とパジャマを着せてくれます。

お友達が今回入院生活の為にと綿100%のかわいい花柄パジャマをプレゼントしてくれたので、よし!これは術後着るしかない!!と気合い入れて用意したんだよねー。

なんか。
なんかなんか。
恥ずかしい(/-\*)

あ、後々の事ですが。
自分の母くらいの年齢の患者さんがほとんどのこの病院。
もうね、花柄やピンクのチェックやなんなら動物柄とか。母の年代がフツーに着てますから。
なんなら私なんて地味なくらいよ。
なんでもありでした(笑)
せっかく若いんだから、もっと可愛いの用意すれば良かったなぁ〜にひひ


あと、起き上がって立ち上がるのが大丈夫そうならその場ぐるっと歩かされます。
もちろん看護師さんがついてくれてます。

点滴引きずりながら。
管だらけの身体でね。

え?早すぎじゃない??

そして体重計に乗って元のベッドへ戻りました。
はー!疲れた。
まだ手術して丸一日とちょいしか経ってないですよー。おーい!

恐ろしいほどのスパルタ叫び

今は昔と違って、歩くことで血の巡りを良くして回復を早める効果から「歩けー!歩けー!」と術後翌日から歩くそうです

午前11時。
お昼前に一般病棟へ移動になりました。
私は車椅子での移動でしたが、起き上がったり歩いたりできない場合はベッドごとの移動になるそうで。
「さすが若いからね」と看護師さんに言われました。
病院にいると自分がハタチになったような感覚になります。←ヽ(´o`;おいおい

この手術を受ける患者さんの平均年齢は70代。
最高齢で90代。
この病院ではこのようなデータだそうです。
そりゃ私かなり若いわ。
やっぱハタチだわ。←46ですが、何か?

一般病棟へ移って最初は個室です。
ナースステーション真ん前の目の届く場所。

ここでブログ書けたんだよなぁ。
あの時は調子よかったんだけどなぁ。

ブログ更新出来るほど元気だった私ですが。
夜中に傷の痛みでうなされることに…

なんでしょうね。
ズキーン。ズキズキーン。ズキズキズキーン。
等間隔にお腹に痛み…いや激痛が走る感じ。
背中の痛み止め&
点滴の痛み止め(2本)
やってもらったんだけどね。

いたいよーショボーンいたいよーガーン痛いよ〜えーん
子供のようにうめき声あげながら痛みに耐えましたから。

いや、耐える必要なかったみたい。
薬が効くのに30分くらいかかるって言われたからめっちゃ我慢してたのに。
いろんな薬併用できたんだって。
なーんだ。
早く言ってよ。
地獄の痛みだったのにーむかっ

朝方やっと薬が効いて落ち着いた〜。
ε-(´∀`*)ホッ

この夜も付いてくれた看護師さんが男性(今度は若め)だったんですけど…
すごーく丁寧で几帳面でひとつひとつを指差し確認したりするような人だったの。
傷を見たり、聴診器で音を聴く時も「男性の看護師ですみませんあせる」なんて気遣ってくれて。
またまた天使ーっキラキラって思った。

いやもう老若男女関係なくみんな天使だよ〜アップアップ

そんなこんなの術後1日目でした。
やっぱり痛みで眠れず、朝までが長かった〜アセアセ