本日の読書感想文



こねこのトト


くらはしれい作

あらすじ 


レトロで躍動感のあるタッチが人気の絵本作家、くらはしれいの初めての自作絵本。

こねこのトトのかわいさが弾けます!

6匹のねこと女の子のほほえましい1日を、ごはん、あそび、ひるね、かくれんぼと1日に沿って描きます。

ねこ好きの人にはたまらない「ねこあるある」満載の、宝物のような絵本。


2023年 白泉社


    

2023年は令和5年

・トルコ・シリア地震
・スーダンで戦闘が勃発

・英国チャールズ国王の戴冠式
・バイデン大統領がウクライナを電撃訪問
・フィンランドがNATOに加盟


などがあった年

ヒット曲、映画

・YOASOBI アイドル
・Vaundy 怪獣の花唄
・Ado 新時代

・Mrs. GREEN APPLE ダンスホール
・THE FIRST SLAM DUNK
・君たちはどう生きるか


など

Wikipediaより


流行語大賞

・アレ(ARE)



​感想 


Amazonの本の説明を見ると、
猫あるあるなんですね。
猫は大好きだけど、
飼ったことはないので、
へーそうなんだーと思います。

くらはしさんの絵はほんと可愛くて、
おしゃれ。

猫たちと遊ぶ女の子の1日が
とっても優雅です。

お昼のしてるとき、
猫だけひなたに移動してるのおもしろいですね。
これもあるあるなんですかね。

女の子がねこたちを探す時、
右下の丸の中にいるのが
意外と斬新と思いました。

洋服もたくさん出てくるけど、
どれも可愛い。

そんで、最後のページのトト、
すごく可愛いです。

やんちゃで、
いたずらっ子で、
気まぐれなトトなのですね。

お留守番の時は
気まぐれというか、
ちょっとやさぐれが入ってましたけどね。

本日の読書感想文


子どもへのまなざし


佐々木正美




あらすじ 


子どもにとっての乳幼児期は、人間の基礎をつくるもっとも重要な時期です。人を信じる力や感情の豊かさや貧しさは、十人十色です。
そして、人を信頼できるということが、豊かな人間関係をつくるための基本であり、それがいちばん育つのが乳幼児期だと、児童精神科医の著者は伝えます。臨床経験をふまえて乳幼児期の育児の大切さを語る、育児に関わる人の必読書です。

Amazonより


1998年 福音館書店


感想 


THE TIMEで堺雅人さんがオススメしていた本で、読んでみたくなりました。

読んでみると、すごくためになる。


ただ、もっと前に読みたかった〜。

あと、5、6年前に出会ってたら、

ほんとにちょうどよかったかも〜。

書かれている9割近くは、

幼児期の事と言っても過言ではないのだもの!


とても納得できたことは、

幼児期は、人間の土台を作る時期である。

ここを間違わなければ、

後からどんなに間違っても取り返しがつく

ということ。


どうすればいいのかというと、

子どものしたいことを聞いてあげて

信頼できる場所を作ってあげること。


して欲しいことはどんなに聞いてあげても大丈夫。

わがままになったりしない。

してほしくもないことをやってあげるのは

甘やかしである。


そして、子どもがこういうふうになって欲しい

という理想を押し付けること、

こうなって欲しいのに

できないから怒る

というのは虐待と言ってもいい。


なんか、、これやっちゃってるような気がする、、

ほんとに気をつけないと、、、。


あと、小学生のうちは、

いろんな友達と遊んで

いろんな経験をするのがいい。

そこで、合う合わないなど肌で感じて

その後の中学高校での人付き合い方が

わかるようになる。


というのは、なるほどなぁと思った。


他にも、腑に落ちる話がたくさんあって、

良い本に出会ったなぁと思いました。


続編もあるみたいだけど、

どんな話なんだろうな。

読んでみたいです。






本日の読書感想文




あらすじ 


りえと弟は、きつねの子たちとなわとびをして遊びました。それはりえのなわとびなのに、きつねの子は神様がくれたというのです。


2003年 ポプラ社


    

2003年は平成15年

・北朝鮮が核拡散防止条約脱退を宣言
・ユーゴスラビア連邦共和国がセルビア・モンテネグロに改称

・イラク戦争開戦
・SARSが、新感染症に指定され、7月の終息宣言までに32ヶ国で患者774人が死亡


などがあった年

ヒット曲、映画

・SMAP 世界に一つだけの花
・福山雅治 虹/ひまわり/それがすべてさ
・宇多田ヒカル COLORS
・森山直太朗 さくら(独唱)
・パイレーツ・オブ・カリビアン
・キル・ビルVol.1
・スクール・オブ・ロック
・ターミネーター3
・黄泉がえり
・猟奇的な彼女
・呪怨

など

Wikipediaより


流行語大賞

・毒まんじゅう
・なんでだろ〜
・マニフェスト



​感想 


酒井駒子さんの絵がとても好きなんです。
暖かくてどこか寂しげな感じもあり
日本のような外国のような
不思議な感覚なんだけど、
人も動物もとてもかわいくて
おしゃれで
大好きです。

そして、あまんきみこさんのお話。

お話だけ読むと
純日本の雰囲気と
ちょっと昔っぽい雰囲気があります。

お姉ちゃんのりえちゃんの語りで進む物語。
ちょっと言葉遣いがぶっきらぼうな感じ。

この絵の女の子はもうちょっとお上品ぽいイメージなんだけど、そのギャップがちょっと面白い。

なくなった縄跳び
りえちゃんと言う名前
そして、かみさま

ちゃかす弟もなかなかニクイ。

表紙の絵と「かみさま」ってタイトルで
想像していた話とは全然違くて
面白かったです。

りえちゃんの姉御肌が
いい感じ。

うちの子供は、
最後りえちゃんが
お母さんにおこられないか心配してたけど、、。

 TODAY'S
 
良かったこと


12月16日


今日は夜ご飯に

アジフライとカキフライを食べました。

美味しかった!


あと、もう何年ぶりかわからない

叔母さんと、訳あって電話した。

大したこと話してないけど、

こう言うのもいいね。

本日の読書感想文



あらすじ 


映画化大ヒット青春小説!
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。
至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。
第22回小説すばる新人賞受賞作。


Amazonより


2010年 集英社


感想 


タイトルに「桐島」ってあるけど、

桐島は出てこないらしい。


という前情報だけ持って読みました。


オムニバス?形式で、

5人の少年少女を主人公に

各章があります。


違う章にも、他の章の子が出てくるんだけど、

名前が覚えられなくて、ちょっと前に戻ってパラパラしたり、、(汗)

あの子ってこの子だっけ?とか、、。


お話はとても青春です。

各章にチラチラと桐島が部活に来なくなったことによる生活の変化みたいなものが出てきます。


高校特有の生徒のランク付けが顕著に出ていて

出てくるほとんどの子が上の子たち。

その中でも、中身までチャラチャラしているのから、

本当は心の中はチャラチャラしたくないのにな子もいます。

そして、中くらいの子や下の子も出てきて、

作者全部の気持ちわかるんかい!

取材?想像?

自分の中に全部あるの?


文章がまた、青春感溢れていて

表現が綺麗だったり面白かったり

出来過ぎてて逆にちょっと引くくらいな文章だと思ってしまいました。

とても美しいしパターンあるなぁと。

しかし、青春ど真ん中の子は

ここまで自分が青春ど真ん中だよって

思ってないんじゃないかい?

とか思ったりもしました。


各章で、主人公が変わるので

話もだいぶ変わるのですが、

中でも、宮部実果の章は

かなり衝撃で、

章が終わっても私は引きずっちゃったよ。

こんな状態で、チャラくできて、

スポーツも頑張って

って、普通の子にはできないって!

実果辛すぎます、そしていい子。


菊池宏樹からみた映画部も印象的。


自分はイケてて、

かわいい彼女もいて、

スポーツできて、

かっこいいと言われて、

何でもそつなくこなして、

友達とも上手くやって、

でも、本当は同調したくないこともあって、

頑張りたいけど怖くて頑張らなくて、

好きなことをやって

同志もいる名前もうろ覚えの映画部が

輝く笑顔なのを見て

クラっとして。


今イケてる自分より

前田涼也と武文のように

好きなことで輝いていることに

人を見下してる友達に

それに同調してる自分に

頑張りたいのに頑張れない自分に

イライライライラ

そが思春期なんだろうな。


そして、

社会人になって輝けるのは

映画部の子たちのように

自分が好きなことを極めてる人なのかもしれませんね、


二十歳を過ぎたらただの人


と、イケてる子たちはなってしまうんじゃないかなんて思いました。


宏樹は最後桐島に意見を伝えようとして

自分を戒めているようで、

桐島も宏樹もいい高校生活を送ってくれ!

と思ってしまいました。


映画のあたりの会話で、

たくさん映画が出てくるけど、

タイトル知ってるけど見てないのがたくさん。

(全部映画の雰囲気はわかるんだけど

なんか、映画好きの高校が好きそうなやつ)

ちょっと見てみようかななんて思う。


昔、『リリィシュシュのすべて』を見て

わかんなくて、ただただしんどかったんだけど

今なら見れるかなぁ、、。


そんで、ハンガリー舞曲第五番を

どんなイメージで吹けばいいか聞かれて

さけるチーズと答えるセンスが好きです。

 TODAY'S
 
良かったこと


12月15日


今日はやり方がわからない仕事があり

もう、いやだぁー

どーしよー

状態だったのですが、

何とか前任者や他の方のご協力の元

なんとかなりました。


ほっとして仕事を終えられて

よかった。


本日の読書感想文



​いぬ


ショーン・タン
岸本佐知子 訳

あらすじ 


「かつて、わたしときみはまったくの他者だった」。さまざまなシチュエーションで描かれる人間と犬の切なくも優しい物語。

Amazonより


2022年 河出書房新社


    

2022年は令和4年

・ロシアがウクライナに侵攻
・エリザベス女王死去
・世界の新型コロナ感染者が6億人超
・イーロン・マスクがツイッター社を買収
・ジブリパーク開業


などがあった年

ヒット曲

・Ado 新時代
SEKAI NO OWARI Habit

・BTS Dynamite

・YOASOBI 夜に駆ける


など

Wikipediaより


流行語大賞

・村神様



​感想 


犬と人間の関係は、他のどんなものとも似てない。
と、あとがきにある。

犬と人間は遠い昔、1万年以上前から、
ずっとそばにいたようだ。

冒頭、ただの動物同士とは違う出会いだ
ということなんだろう。
人と犬とは共に歩んでいける同士なんだと。

そして、死が2人(1人と一匹?)を別れさせる。

同じ時代を一緒ではなくとも生きていた
ということ?

種の話なんだと思っていたが、
個の話なのかな?

離れていてもまた出会える。

途中で流れる世界には、
戦争らしき世界もある。

あとがきにて、
犬のまっすぐさが人間を救う
と言うようなことが書かれていて、
犬と共に歩んで行くことで、
人間はまっすぐと道を進んでいけると
作者は言いたいのかしら?

同じく後書きに、
忠犬ハチ公のことが書かれていて、
西オーストラリア生まれの作者も
ハチ公知ってるんだぁと
ちょっと嬉しくなった。

犬を飼ったことのない私は、
ちょっと置いてけぼりになった絵本かなぁ。


 TODAY'S
 
良かったこと


12月14日


今日はこどものピアノの発表会でした。

数箇所間違えてたけど、

頑張りました。


ギリギリまで怪しかったけど、

まあ、何とかなってました。

すごく緊張したみたい。


私が子供のときもピアノを習ってたけども

全然練習しないので、

上手くならなかったけど、

こどもは、そんなに上手いわけではないが、

ほぼ毎日練習してる(させているとも言う)ので、

やるたびに少しずつは上手くなっているのがわかる。


やはり、継続は力なりなんですね。


発表会では、個人曲以外にも

アンサンブルや、グループでの発表もあって

なかなか面白いものでした。


夜ご飯はすき焼きでした。

おいしかった。





本日の読書感想文



​まどからおくりもの


五味太郎





あらすじ 


窓の中にちらっとみえる姿をみて、サンタさんは贈り物を選んで配ります。ところが意外! 穴あきしかけの効果抜群、楽しさ最高。


1983年 偕成社


    

1983年は平成58年

・東京ディズニーランド開園
・スターウォーズエピソード6が公開
・任天堂がファミコンを発売

などがあった年

ヒット曲、文化

・細川たかし 矢切りの渡し
・わらべ めだかの兄妹
・杏里 CAT'S EYE


など

Wikipediaより



​感想 


穴あきのしかけ絵本。
まず、ヘリコプターでやってくるサンタさん
とてもおしゃれです。

そして、プレゼントは窓からポイって、
ちょっと雑じゃないですか!

でも、そこがしかけ絵本の醍醐味で、
サンタさんの適当さが大惨事?に。

と思うけど、
みんなそれなりに満足しているようで、
サンタさんの腕の見せ所なのかしら?

くまさんのおうち
K.M.というふだがかかってますね。
面白い。

開いた穴から次のページの一部が見えて、
それが実は見えてたものとは違う
という仕掛けです。

穴の大きさや形も各ページで違っていて
見せ方も工夫してるのかな。

また、それぞれのお部屋がすごくオシャレです。

正統派ではない(かな?)
ちょっと外したクリスマス絵本です。