小さな草花図鑑
6/5発見
見つけた植物
ブーゲンビリア
鮮やかな紫色の苞(ほう)が印象的なブーゲンビリア(オシロイバナ科)ですね!
実は、一見すると大きな紫色の花びらのように見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化したもので、本当の花はその中心にある小さな白い部分です。この写真でも、まるで目が並んでいるように見える黄色みがかった白い部分が、本来の「花」にあたります。
1. 花のユニークな構造
先ほど「白い部分が本当の花」とお伝えしましたが、実は構造がとても未来的(?)です。
3つで1つのセット
ブーゲンビリアは基本的に**「3枚の苞」と「3輪の花」がセット**になって1つの塊を作ります。
写真をよく見ると、手前に2輪の白い花が咲いていて、その奥(中央)にこれから咲きそうなピンク色のつぼみが1つ見えますよね。このように、通常は3つの花が寄り添うように咲きます。
ガクが変化した白い筒
白い花びらのように見える部分は、正確には「花弁(かべん)」ではなく、「ガク(萼)」が筒状に発達したものです。先端が星型に開いて、まるで小さな白い花が咲いているように見せています。
2. 名前の由来と歴史
ブーゲンビリアという名前は、18世紀に世界一周の航海の途中でこの植物を発見した、フランスの探検家**「ルイ・アントワーヌ・ド・ブーgainville(ブーガンヴィル)」**の名前にちなんで付けられました。中南米の熱帯地域が原産で、日本には明治時代に入ってきたと言われています。
3. なぜこんなに鮮やかなの?
原産地である熱帯雨林や乾燥地帯では、虫に花粉を運んでもらう必要があります。しかし、本当の花(白い部分)は小さくて目立ちません。そのため、葉をカラフルに変形(苞化)させることで、遠くからでも虫たちに見つけてもらいやすくする戦略をとっています。
人間の目を楽しませてくれるあの鮮やかな紫やピンクは、植物が生き残るための賢い工夫の現れです。
4. 季節ごとの楽しみ方
熱帯の植物なので日本では夏のイメージが強いですが、実は**春(5〜6月頃)と秋(10〜11月頃)**の、最高気温が20℃〜25℃くらいの時期が一番熱心に花(苞)を咲かせます。真夏は暑すぎて少し元気がなくなることもありますが、上手に育てると1年の中で何度もこの鮮やかな姿を見せてくれます。
Geminiより


