
さあ、犬になるんだ
C.V.オールズバーグ 絵と文
村上春樹 訳
村上春樹 訳
1.あらすじ
カルヴィンは誕生日に催眠術のショーを見てさっそく妹に催眠術をかけてみた。「さあ、犬になるんだ! 」と……。村上春樹翻訳のシュールでブラックな笑いのある絵本。
Amazonより
2006年 河出書房出版
2.時代背景
2006年は平成18年
・トリノ冬季オリンピック開幕
・第1回 ワールド・ベースボール・クラシックが開幕
・イラクでフセイン政権崩壊後、約3年ぶりに正式政府が発足
・FIFAワールドカップ™ドイツ大会の開幕
・国際天文学連合により、冥王星が惑星から除外、新設された準惑星に分類される
・安倍晋三が日本の第90代内閣総理大臣に就任し、第1次安倍内閣発足
・サッダーム・フセイン元イラク大統領の死刑執行
などがあった年
ヒット曲、映画
・絢香 三日月
・湘南乃風 純恋歌
・SEAMO マタアイマショウ
・mihimaru GT 気分上々↑↑
・硫黄島からの手紙
・ドリームガールズ
・プラダを着た悪魔
など
Wikipediaより
流行語大賞
・イナバウアー
・品格
3.感想
オールズバーグは結構好きです。
ジュマンジや急行「北極号」、まさ夢いちじくなど。
とても繊細な絵と、
ちょっと不思議で
ちょっとブラックなお話がいいのです。
このお話も、
やんちゃな兄と、いかにもな妹の話で、
妹はどこか鼻につく感じ。
なぜ母親っていつも妹の味方なんでしょうね。
結構イライラします。
今日が誕生日の主人公のカルヴィンは
友達のロドニーと一緒に魔術師のショーを見に行きます。
そこで、催眠術で女性がニワトリになりきってしまいます。
家に帰って、留守番と妹の世話を頼まれた兄たちは、
妹を見てきた催眠術のやり方で
「お前は犬だ」といって犬にしてしまいます。
まるっきり犬になった妹。
それを見て兄たちは面白がりますが、
催眠術の解き方がわからず
右往左往します。
そこからが、手に汗握る
ワクワク、ドキドキの展開。
1ページ1ページ息を呑んで読み進めていきます。
1ページに対する文章量が
ちょっと多いなーというところはありますが、
面白いお話です。



