介護施設 | のんびり京都暮らしと少しの介護

のんびり京都暮らしと少しの介護

広島で4年、東京で20年と数年、京都に戻ったのが2010年。令和に変わったので心機一転でブログ開設。
裏垢 https://ameblo.jp/ptaro-reiwa

 母は1カ月ぐらいの間に1週間ほど体温が0.5度ほど高めになる時期が定期的に発生する。
 高齢だから0.5度でも高いと、若い人の38度の時ぐらい影響がでる。子どもの頃に戻って「ねえちゃんはどこへ行った」「家に帰らないと」という状態が1日中続き、昼寝もしていられないので、目が離せない。子どもの頃の記憶になるべく話を合わせて刺激しないようにしているが、それが1日中になるとこちらも疲れ果ててイライラしてしまう。箸がうまく使えなかったり、トイレの使い方を忘れたりで、早く体温が下がってくれないかな。


 さて『介護は介護のプロに』と言われている。介護する人も介護される人にも、プロに任せるほうが幸せだということ。
 それを否定するつもりはない。母はデイサービスにずっと通ってなにひとつ不満もない。自分も100%安心して送り出している。実際に施設のスタッフさんを見ているからそう思える。

 しかし、親の介護で施設に入れることに賛成かというとそうでもない。経済的な条件、介護の担い手の体力や健康問題、キャリアを諦めないといけない、いろいろな理由があるだろう。そういうやむにやまれぬ理由の場合は施設に入るのも仕方がない。しかし、ただ介護は嫌だからとかお金に余裕があるから施設へ入れろというのは自分としては反対。

 もちろん、それを選択するのは自由だし、他人がとやかく批判することはない。しかし、自分はそういう人をリスペクトもできないし、一緒に酒を飲みたいとかは決して思えないだろう。
それに仮に施設の人が「ったく、困ったものだ」という対応だったらどう感じるだろう。