昨日は母の内科通院日。1年ほど前までは、生活習慣病専門の非常勤の女医さんが担当で、8~9年ほどお世話になった。血液検査をして結果を見ながらいろいろ考えて薬の調整をしてもらって、糖尿病も高血圧も高脂血症も悪くならずに維持できていたのでよかった。
穏やかな感じで相性がいいと思ったけど、途中に産休で休まれて代わりに30代ぐらいの男性医師が臨時に担当になった。この人の圧が強くて、患者側の希望は何も聞かないという姿勢。HbA1cが少し上がったときに、1日1個か2個の僅かのお菓子も口にするなという感じ。高齢者の少しの楽しみも奪うという…
さて、今の担当は、血液検査は3回の通院で1回(半年に1回)で、身体全体の状態を診て貰っている感じ。血圧測定、聴診器、腱をポンっと叩く検査、浮腫が無いかの触診、手の動き具合、認知症の状態などなど。血液検査をすると院内に2時間ほど滞在するし血液検査自体が母には負担だから、今のような診察のほうが有難い。
今回も血液検査無しだったので、受付を済ませてしばらくするとすぐに診察室に呼ばれた。たぶん待ち行列を飛ばして最優先の待遇(車いす効果?)。母の身体の負担が少ないのは、その後の調子の良し悪しにも大きく関わるので本当に嬉しいかぎり。自分のストレスも和らぐ。
ちなみに、帰りはタクシーを使うより車いすを押して帰ったほうが楽なので歩いて帰った。タクシーの予約が取りにくいのと、タクシーを呼んでも時間がかかって外で待つのが負担。それにタクシー乗降がたいへんと高齢者には三重苦。
病院から車いすを押して出ようとしたとき、70代ぐらいのお婆さんが病院前の階段で転んだ。自家用車でお爺さんと娘が迎えに来ていたようだけど、細心の注意を払わないとダメだよ。
(自分も父親を鞍馬口医療センター前で転ばせてしまった実績があるから、人のことは言えないけど…)