おもちゃ:CZS製 TTI2011 コンバットマスター レビュー | のんびりクソレビューブログ

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CZS製 TTI2011 コンバットマスター

ジョン・ウィック パラベラムでキアヌ・リーブスが演じる主人公ジョン・ウィックが

使い倒していたハンドガン「TTI2011 コンバットマスター」がついに

レーザーブローバックになったので購入。

 

レーザーブローバックのトイガンは引き金を引くとブローバックと排莢が行われる

実銃さながらの動作を無動力でお手軽に楽しむことができる他、

その一瞬だけレーザーが飛ぶ仕組みのトイガンとなっていて

レーザーに対応したターゲットに当たると効果音が出たりパタっと倒れたりと

オプションによってはシューティングも楽しむことができるようになっている。

 

ちなみにこの仕組についてはシリーズを追うごとに洗練されているので

初期のものはレーザーが出っ放しだったり、レーザーの調整ができなかったり

安全装置類がダミーで一切使えなかったりしたらしいが今作は最新なだけあって

今までの集大成となっている。

それでは早速見ていこう。

 

●パッケージ

パッケージはわかりやすくCZSと印刷されているものの

これだけでは何が入っているのかさっぱりわからない。

 

裏側にも特にこういうものが入っているといった記載はなく、

おそらく注意書きのようなものが中国語でびっしり書いてある。

 

●内容

・本体

・レーザーモジュール

・マガジン

・樹脂製の薬莢×10

・シール

・レーザー調整用六角レンチ

・レーザー調整用の丸いアルミパーツ

 

と必要なものが入っているのでこれだけで遊ぶことができます。

ただ、今回はターゲットを購入していないので

的あてをしたい場合はそちらも別途買う必要があります。

 

見ての通り、箱がかなりしっかりしていてガンケースとまでは言わないが

保存するのであればこれで十分という感じです。

 

公式の動画を見ると3種類のカラバリが存在していますが、

Amazonにあるのは今回紹介するジョン・ウィック本編でも使われていたもののみ。

 

ちなみに、本レビュー記事では「レーザーブローバック」と記述しますが、

Youtubeなどを見るとトリガーブローバックなどと呼んでいる人もいる。

 

 

一応、中華トイガンを取り扱っているサイトを見ると「Laser Blowback」と記載してあるので

レーザーブローバックと呼ぶのが正しいっぽい。

 

●別売りのマガジン+金属薬莢

別売りでマガジンと金属製の薬莢が売っていたのでこちらも追加購入。

 

こちらは商品名が直接マジックペンで書かれたプチプチの袋に入っていて

マガジンはともかく、薬莢10発はなんとなくニュアンスで分かる感じ。

 

・マガジン

・金属製の薬莢×10

 

薬莢は金属製ながらも中空で非常に軽量なのでこちらを使ったからと言って

排莢がスムーズじゃない・飛ばないということはない。

 

●組み立て・調整

先の公式の動画の1:18からレーザーの調整がサクッと紹介されているので

そちらを参考に調整します。

 

まずはバレルの中に丸いアルミパーツを突っ込んでレーザーモジュールを取り付けます。

そうするとレーザーが出っぱなしになると思います。

 

後はサイトを覗きながら六角レンチでイモネジを回しながら調整し完了。

自分のようにレーザーターゲットを持っておらず、動作だけで楽しみたい人は

別に調整する必要がありませんが、今回はレビュー用に調整を行いました。

 

次にシールの貼り付けですが、見ての通りすでに刻印がされているので

水性の白い絵の具でスミ入れの要領で塗装を行いました。

ただ、表面がつや消しの塗料を吹き付けたようにザラザラなので

きちんと拭き取らないと変な跡が残るのと、

見ての通り溝が広いロゴ部分はきれいにできないので自信がなければ

素直にシールを貼ったほうがいいかもしれません。

 

これですべて完了です。

 

●外観

樹脂丸出しではなく、金属製で見た目はモデルガンのようにリッチ。

スライドのみ樹脂でフレームは金属ですが、金属部分は粉末塗装されているので

一部地金が見えてしまっている部分がある。

 

反対側

 

パーティングラインはトリガーガードまわりは残っていますが

それ以外は処理されていて残っていても薄め。

 

バレルはレーザーモジュールを取り付ける都合でめちゃくちゃ薄くなっていて

ライフリングではなく、タップが切ってある。

取り付けても取り付けなくても正面からのビジュアルはちょっとリアリティに欠ける。

 

アンダーレールはあるものの取り付けられるアイテムを持っていないので

実際に使えるかは不明。

(他のトイガンのアンダーレールとくらべてなんか溝が浅い気がするが…?)

 

フロントサイトは実銃同様蛍光緑のアクリルチューブが取り付けられている。

ただし蓄光とかではないので暗いところでは光らない。

一応ブラックライトを当てるとひかりはする。

 

特徴的なうろこのようなグリップは樹脂製だが、東京マルイやクラウンなどの

低価格帯のエアガンのように強く握ると軋むということはなく

ここらへんはやはり高いだけある。

 

リリースレバーや安全装置は金属製でダミーではなく実際に使うことが可能。

撃鉄もダブルアクション/シングルアクションどちらでも実際に動く。

 

グリップセーフティはあるものの、こちらは飾りで握り込まなくても動作してしまう。

 

スライドストップのピンを引き抜くことで通常分解も可能。

分解は後述する項目で。

 

スライドを引ききった状態だとこんな感じ。

実銃と比べるとスライドの後退量が物足りない感じで大体半分程度。

リリースレバーをもとに戻す以外スライドストップを解除する方法が無い。

(実銃だとスライドを引くと解除されるが、後退量が少ないのでできない。)

 

引き金は重く、最後のひと押しから更に重くなるので思い切りトリガーを引く感じで

やらないとブローバックしないので注意。

ガスガンほどではないが、思ったよりガツンとリコイルがあるのでご満悦。

 

チャンバーはこんな感じ。

見ての通り実銃とは大きく違う構造をしていて、スライドを引いたときに

カートを気持ちよく飛ばすために大きな板が取り付けられている他

弾を撃つわけではないのでバレルに続く穴が一切無い。

そのため、弾が装填された状態でマガジンを抜くとポロッと一発落ちてきます。

 

マガジンは実物と違って細くなっています。

シングルカラムなのか、弾を10発も入れるともうこれ以上入らない感じです。

(一応限界まで試してみたが11発入った。)

TTI2011 コンバットマスターはハイキャパなのにおもちゃでは10発なので

ハイキャパ(ハイキャパではない)となる。これもうわかんねぇな。

 

実際のマガジンと同じ構造をしているので撃ち切るとちゃんとスライドストップがかかります。

マガジンバンパーはTTIではなく知らんデザインになっている。

 

マガジンを入れると、最後まで入り切らない感じがします。

が、検索してみるとガスガンも実銃もマガジンの飛び出し具合が

こんな感じなのであっているのでしょう。

 

ちなみに、マガジンはそれほど重たくありませんが

マガジンキャッチを押すとスルスルっとマガジンが自重で落下するので

作りがすごくいいんじゃないかと思う。

 

カートはこんな感じになっていて弾丸が小ぶりで全長は実物よりも短く25mmほど

薬莢部分は9mm×19mm パラベラム弾とほぼ同じ。

 

金属薬莢は軽さを稼ぐためかフタがされていない。

 

●分解

いくつかのレーザーブローバックのトイガンも分解でき

当然最新作の本商品も実銃同様通常分解可能。

 

公式動画を見ての通り、実銃同様ピンを抜くことでスライドが取り外せるようになります。

(ただし、内部構造の都合上引き金を引いた状態でないとスライドを抜けない。)

 

こうやって見ると、ブローバックエンジン(引き金を引くだけでブローバックする機構)

を動かすためにネジ止めされていたり、スプリングガイドが短かったり

実銃とは違った構造になっています。

 

レーザーモジュールはこんな感じで爪で引っ掛ければ

電池のフタが外れるようになっており、LR41を5つも使う仕様となっている。

 

Youtubeにあった改造例の一つに、レーザーポインターをオレンジのLEDに置き換えて

マズルフラッシュのようにしているものがあった。

 

前方のレーザーポインター部分のイモネジを六角レンチで回すことで

レーザーを微調整することができる。

(画像ではイモネジが外れてしまっているが…)

 

 

以上、CZS製 TTI2011 コンバットマスターでした。

今回初めてのレーザーブローバックのトイガンを購入しましたが、

質感もかなりよく、ガスガンほどではないが撃つと手首にガツンと

リコイルが来るので面白い。

 

ジョン・ウィック好きだけど、サバゲーやらないのに3万円くらいのガスガン

を買うのはちょっとなぁ…って人におすすめで

レーザー以外電気などのエネルギーを使わないのでお気軽に

ライブカート式の臨場感のある動作を楽しむことができるし、

レーザー対応のターゲットを用意すればシューティングも楽しむことができる。

 

以前紹介したリボルバーのトイガンと違ってスライドはちゃんと樹脂製だし、

複数枚の画像で紹介した通りそもそも実弾を発射することができないので

回収対象にはならないと思います。

事実このシリーズのトイガンが出続けているのに今まで大丈夫なので。

 

全体的に好評なのだが、唯一の不満点は

バレルとエジェクションポートの色が違うこと。

バレルがスライドの中に入ってて暗いから色が違うとかじゃなくて

実際明確に色が違う。

 

実銃を見るとどちらも同じ色で、この画像のバレルのカラーリングのように

落ち着いた銅色をしている。

幸いにもエジェクションポート部分は樹脂っぽいので塗装しようかな。

 

今回紹介したもの。

この他にもM9やUSPなど様々なものがあるが、基本的に古いものほど

安全装置類がダミーだったり、レーザーが調整できなかったりする。

「レーザー トイガン」とAmazonで検索するといっぱいでてくる。

 

マガジン+金属製のカートが10個ついてくる。

 

公式の動画でも使用しているターゲット。

他にもレーザーが当たるとパタっと倒れるようなものもある。

 

エアコッキング式のもの。

ライブカート式で一発毎にコッキングしないといけないが

こちらはスポンジ弾が発射され、コッキングと同時にカートが排莢される。

レビュー動画を見るに、エアタンクの都合か実銃よりもちょっと長くなっている。

 

ガスガンももちろん様々なメーカーが出している。

Double Bell製のものが良いみたいだが、Amazonにはないので別のものを。

 

黒のフレームに銅色のバレルとひときわ目立つ武器だった。

最後のホテルでの戦いの際に手に取り、

防弾仕様の敵を相手に至近距離からぶっ放しまくった。