ゲーム:Portal 2 レビュー | のんびりクソレビューブログ

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        Portal 2


Portalとは、もとはHalf-Life 2のおまけとしてオレンジボックスという

ゲームセットの中にあったものである。

Half-Life 2のゲームエンジンである「ソースエンジン」は当時としては珍しく

物理エンジンを搭載した画期的なゲームエンジンでHalf-Life 2も物理を活用したギミック

(シーソーのように片方にブロックをおいて足場を上げて向こう側に行くなど)

が登場し、ゲーム業界的にはそれはそれは革新的なものであった。

 

Portalではそのギミックを更に昇華させ、今ではありふれたFPSパズルという

新しいジャンルを誕生させたということでおまけでありながら

その年のゲームの賞を総なめする当然とも言える結果を残した。

 

そして、Portal 2ではおまけゆえの希薄なストーリーを補強し、

(それでもパズルゲーとしては異例とも言えるストーリーだったが)

世界観もHalf-Life 2の感じも匂わせつつという独自性をもたせた作品に仕上がっている。

 

ゲーム性は初代のPVを見てもらえばだいたい分かるはず。

 

では早速プレイ。

初代から50日後、コールドスリープから目覚めた主人公は

法の規定により、エクササイズを受けることになります。

 

と言っても簡単な初期設定(視点上下の設定)だけで再びコールドスリープに入ります。

 

そして再び目が覚めると日付はカンストしており、

直ちに避難してくださいとアナウンスが入ります。

 

その直後、部屋の外から声が聞こえたのでドアを開けると

そこにはウィートリーという人格コアのロボがいました。

 

ウィートリーは録音メッセージを「同じことしか言えない能無し」とバカにし、

主人公をここから連れ出してやると言って天井から出ていってしまいました。

 

リアクターの安全装置が停止したからメルトダウンに備えてくださいと

めちゃくちゃ不吉なメッセージが流れたと思いきやいきなり部屋が崩壊し始めました。

 

どうやら部屋がモンスターズインクのドアのようにレールに吊り下げられているようで

ウィートリーはリアクターが停止して被験者を起こせなくなったと愚痴りながら

主人公を部屋ごと運搬しているようです。

 

ウィートリーの面白い独り言とともにどんどん崩壊していく部屋。

 

ようやく脱出できそうなところを発見。

壁のシステムにオーバーライド(物理)して中にある「穴を開ける銃」を探すことになります。

 

というわけで、中に入るとガラス張りの個室に落っこちました。

この施設はリアクターに致命的な問題が発生しても問題なく稼働できるとし、

緊急時用のテストを実行するようで、目の前にオレンジの穴が開きました。

 

これがいわゆるポータルで、シングルプレイではこのオレンジの穴と

今は見えませんが青い穴がつながるようになっています。

 

次の部屋です。

足踏み用の大きなボタンがあって、踏んでいる間だけボタンから

点線でつながっているギミックが動きます。

 

(スクショのタイミングが悪くて分かりづらいが)ボタンを踏むと向こうの扉が開きますが、

踏んでいる間だけなので、踏んでいたらドアから出ることができません。

そこで向こうに落ちているキューブをボタンの上において自分の変わりに押してもらいます。

 

というわけで、扉の向こう側はエレベーターになっていて次のフロアに進みます。

 

次はこんな部屋で、反対側にはオレンジのポータルがあります。

正面のガラスで覆われたドアに行きたいので各所に配置された手押しのボタンを使っていきます。

 

まずキューブがおいてある側の手押しボタンを押すと

青いポータルが開き、背後のオレンジのポータルに入り

キューブを無事確保することができました。

 

今度は足踏みボタンがある側の手押しボタンを押すことで足踏みボタンがある側の壁に

青いポータルが開いたのでオレンジのポータルから再び入り

キューブを置くことでドアが開きました。

 

今度はドア側の手押しボタンを押すことでドア側の壁に青いポータルが開いたので

再度オレンジのポータルから入ることでこの部屋を攻略しました。

 

そしてついにポータルガンを発見しました。

しかしこのポータルガンは破損しているのか、機能制限がかかっているのか

青いポータルしか撃ち出すことができません。

 

というわけで、ポータルを設置できる白い壁に青いポータルを撃ち出し、先へ進みます。

 

ということで、ポータルガンを携え、次々とテストを攻略して脱出を試みます。

そして再びウィートリーと合流することができました。

なので、ウィートリーの後ろの壁を撃って向こう側へ向かいます。

 

というわけで、ウィートリーはここから先へ向かうためにレールから外れた人生を選択します。

ウィートリーはタイミングを図ってキャッチしてほしいと主人公に告げ飛び出します。

(このときウィートリーはめちゃくちゃビビってなかなかとびだせないので必見。)

 

ウィートリーはレールがない自由を謳歌していますが、

結局脱出するにはレールをたどっていったほうが良かったという皮肉。

そして、脱出経路の途中に「彼女」がいます。

 

そして彼女ことGLaDOS(グラドス)。

かつて主人公が生き残るためにぶっ壊したここの管理者的存在です。

その狂いっぷりからウィートリーも「最悪の出来」と評価しています。

(まさかこれがあとで自分に帰ってくるとは思うまい。)

 

かつてのボスを尻目に脱出用ポットのブレーカーを探します。

(これだけの数からどうやって探せと?)

 

というわけで、ウィートリーを接続して脱出用ポッドを探してもらいますが、

作業用エレベーター(ここ)が上昇し、ブレーカーにぶつかりながら次々とONにしていきます。

 

そしてブレーカーが全部入りきったことでGLaDOSが再起動し始めました。

ウィートリーはGLaDOSを止めるため今どき小学生でもやらないようなハッキングを開始。

 

再起動したGLaDOSは過去のことは水に流そうと言いつつ恨み節を主人公に向け

ロボットアームで主人公とウィートリーを持ち上げ

哀れにもウィートリーは潰されてしまいました。

 

残された主人公はボッシュートされ、完全版となるデュアルポータルガン

(青とオレンジのポータルを撃ち出せるポータルガン)

を回収して昔のようにテストしようと持ちかけてきました。

 

 

 

以上、Portal 2でした。

このゲームはこのブログを始めるはるか前に購入してプレイしていたので

今回は友人と協力プレイをするためで新しく買ったわけではありませんが、

レビューしていなかったので記事にしました。

 

もはやレトロゲーに片足突っ込んでいますが、今でも十分通用する

ゲーム性と(ちょっとしょぼいが)グラフィックなので

今のゲームに慣れている人でもそれほど苦痛にならずに遊べると思います。

 

一応初代の続き物になっていますが、主人公がGLaDOSを壊した

ってことが分かれば別に初代は遊ばなくても大体なんとかなります。

 

 

 

Valveにやる気がないので続編もHalf-Lifeの意味深な続編も

リマスターもリメイクも出ない不遇となりつつある名作。

 

今ならSteamでたった120円で遊べる。

 

 

 

CSで1がやりたければこのセットを買うしかない。

ちなみにSteamだと1も120円で、1+2のバンドルセットは更に安くなっている。

 

 

 

ということで、今年最後のレビューとなります。

今年はいろいろ大変でしたが、皆さん良いお年を。