おもちゃ:MP-47 ハウンド レビュー | のんびりクソレビューブログ

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      MP-47 ハウンド

サイバトロンのハウンドは、偵察兵として様々な場面で活躍した。

特に初期はまだ設定が定まっていないこともあって人間の主人公スパイクと仲良くドライブにでかけ

「このままずっと住み着いていたくなる」ともらすなどモチーフがオフロード車だからか

セイバートロン星よりも地球のほうが合っているようなセリフも発したりする。

 

実写映画では4作目のロストエイジから登場するも、偵察兵には見えない風貌と

戦闘スタイルで色んな意味で度肝を抜かされた。

 

●パッケージ

パッケージは普通のカーロボットサイズ。

公式ライセンスを取得しているのでJeepのロゴも入っている。

 

●中身

・本体

・顔3種(真顔/笑顔(には見えない顔)/叫び顔)

・ソフトカバー(帆パーツ)

・レーザースコープ

・ホログラムガン

・ホログラムエフェクト

・スペアタイヤ

・ジェリカン

・スパイクフィギュア

・ホログラムフィギュア

・予備サイドミラー

・檻の鍵

・説明書

・テックスペックカード

・説明書訂正補足用紙

 

と、十分な内容になっている。

特に檻の鍵など3話でのみ出てきたものを付属するファンサービスっぷりも相変わらず

(高いだけある。)

 

●ビークルモード

Jeepらしいこじんまりとした無骨なデザインをしています。

元ネタはJeepのJ59という車両で、ハウンドのこのカラーリングはTF独自のオリジナルカラーで

Jeepでは取り扱っていない模様。

サイバトロンマークや星型のマーキングがされているのを除けばかなり実車に近い感じです。

 

側面。

リベットなど細かく再現されていて、ボンネット下にはJeepの文字も。

 

何やらタイヤに分割線が入っていますが…

 

後ろ側。

残念ながらマフラーは再現されていませんが、ジェリカンとスペアタイヤは取り外し可能。

レーザースコープも角度調整可能です。

 

ボンネットは開くことが可能ですが、腕丸出しです。

 

また、実車同様フロントガラスも折りたたみ可能。

 

ソフトカバーも取り付けられます。

ソフトカバーはかぶせるだけのお手軽仕様になっています。

本物もそうかはわかりませんが、ソフトカバー側のガラスはすりガラスのようになっています。

 

ホログラムのドライバーやスパイクももちろん乗せられます。

サイズ的にコンボイVer3やウルトラマグナスについてきたスパイク達は合いません。

 

●ロボットモード素立ち

素立ちさせるとこんな感じで劇中同様あまりかっこいいとは言えない素朴な感じで

とてもハウンドらしく、このただかっこいいだけじゃないのがTFの魅力。

つま先など、アニメよりもディテールが細かい部位もあってロボット感もあります。

 

変形難易度は今までのものと比べるとそれほど難しくは有りませんが工程は多め。

分割線の入っていたタイヤはそこから小さく折りたたみふくらはぎのなかに完全に収納していて

綺麗サッパリ消えているあたりさすがとしか言いようがありません。

ただ、画像を見ての通り足先はきつくてうまいこと折りたためませんでした。

 

コメントで指摘されるまで気づかなかったので素立ちの画像は差し替えられているのですが

最近のタカトミは説明書が不親切でよくわからないことがあります。

 

例えばこれがMP-20ホイルジャックの変形説明書なのですが、大きくてわかりやすいですね。

絵や動かすパーツもひと目でわかります。

 

で、これがハウンド。

紙そのものは2まわりほどおおきくなっているのですが、

それ以上に密度が高く全体的に説明が圧縮されてよくわからないです。

 

また、説明そのものも省かれていることがよくあり、

後述の首のジョイントを伸ばす工程も説明書のどこを読んでも書いてなく

最近の他のTF玩具もツイッターや他のレビューサイトで「こうすれば…」というのをよく見かけます。

 

プラスチックの原材料やおもちゃそのものが複雑化して付属品以上に値段が上がっているのは

製造業に携わる者としてよくわかりますが、説明は複雑化した分相応に

昔のフォーマットはもうやめてもうちょっとしっかりしてほしいところです。

 

別にコンボイ司令官みたいに冊子タイプにしてガッツリ書いてほしいとまではいいませんが、

わかりにくいところは拡大するなどの工夫がほしいです。

 

●素立ち比較

写真では胴体が伸びているので多少大きく見えますが、素立ちの画像のように

もうちょっと縮んでカーロボットサイズになります。

今回のスパイクはいつもより大きいのでバンブルとの対比はちょうどいい感じになっていますが

変形後のハウンドと比べると小さい感じ。

 

●バストアップ

顔も劇中同様優しい感じでいい感じです。

フロントライトもクリアパーツになっていて、グリル内も色分けされておりかなり情報量が高いです。

 

首が浮いているように見えますが…

 

こんな感じで後ろから顔を被せる感じでボンネットに乗せているからなんです。

確かにこれならボンネットを分割しなくても顔が出せます。

 

しかし、これには欠点があって…

 

後ろに棒がある都合で横をこれくらいしか向けないんです。

真横を向くなんて無理です。

 

コメントでも教えてもらいましたが、説明書に全く書いていないことで

首のジョイントは伸ばせるので引っ張ってあげれば干渉しないので

こうやって真横を向くことが可能です。

 

ヘルメットを持ち上げると中からバイザーを取り出すことができます。

これはシャーマンダムでフレンジーと戦う時、水中に入る前に装備したもの。

 

笑顔(あまり笑ってるようには見えない。)

顔はいつものMPシリーズのように取り替え可能です。

 

叫び顔

これは迫力があります。

 

●腕部

肘はピッタリとまでは行かないもののかなり曲げられます。

ただ、腕周りは干渉するものが多いので動かしづらいです。

 

あと、手はMP-13 サウンドウェーブのように腕を開いて中から展開するタイプではなく

アルカディアのVF-0のように引っ張り出すタイプになっています。

これが保持力なくて指を動かそうとすると手が引っ込むなんてことがよくあってめんどくさい。

 

●脚部

膝もぴったりとは言わないもののここまで曲がります。

スカート部分はコンボイVer3と同じように避けるタイプになっているので

太ももは見ての通りかなり上がります。

 

画像を見ての通り、足の裏がかなり大きく、保持力も強いので片足でも自立します。

 

●背面

背中側は見ての通りしわ寄せが来ており、かなりごちゃごちゃしていますが

それ以外はキレイに処理されている印象。

 

●付属品

・ソフトカバー(帆パーツ)

16話「アトランティス浮上」にて水中を移動する際に使用。

おもちゃでは独自の解釈により盾や武器ラックにも使えるようになっている。

 

・顔3種(真顔は本体に最初から取り付け)

顔の取り替え方はいつものTF

 

・ホログラムガン

仰角を調整できる軸付き

 

・ホログラムエフェクト

ホログラムガンなどに取り付け可能

 

・檻の鍵

・サイドミラー予備

・ホログラムフィギュア

 

・スパイク フィギュア

(コンボイ ver3に付属したスパイクと)今までのスパイクと比べ1.5倍ほど大きくなっている。

画像を見ての通り単純に拡大したものではなくそれなりに解像度が上がっている印象。

 

●適当に

膝立ち

パッケージ絵になっているので余裕でできるものの、調整をしないと画像のように斜めになる。

 

ランチャーに腕を乗せることもできます。

ランチャーにギミックはなし。

 

よくわからんポーズになってしまった。

 

見ての通り(あまり強そうに見えないが)盾にできる。

ルーフに武器と同じようにグリップがあるのでそれを握るだけ。

 

ホログラムロゴ

 

かがめるので飛び蹴りもいい感じになりますが…

 

ジョイントを外すことで背中がすごいことになるが、

素の状態よりもかなりかがめるので迫力のある飛び蹴りが可能。

 

これ見よがしに(檻はないけど)ジャガーに鍵を見せつけるハウンド

 

「おいジャガー、いいものを見せてやろう へへ!ご主人のメガトロン様だ、どうだ懐かしいか?」

この後リジェが名案を思いつくのだが、それを見破るメガ様マジメガ様。

 

ハウンドとスパイク

 

 

以上、MP-47 ハウンドでした。

劇中のハウンドを再現していて、それを実現できるギミックや付属品があって好印象。

ビークルモードも実車再現度が高く、レーザースコープなども取外し可能なので

プレーンなJ59にすることも可能なのが嬉しい。

 

ロボットモードでも可動範囲も変形玩具とは思えないくらい広くひねりもない関節をしているので

取りたいポーズを素直につけられるので遊びやすいです。

 

どんどん値上げしていくカーロボットですが、それ相応に付属品やギミックが増えている印象で

今の所まだ「買うのやめるか」とは個人的にはならない感じです。

 

ただ、個人的には説明書はもうちょっとしっかりしてほしいってところが本音です。

 

 

昔のカーロボットの2~3倍ほどの値段になってしまって人によっては高いと思うかもしれない。

 

 

 

オリジナルカーに変形するハウンド

G1には似ても似つかないごついハウンドに変形する